岩谷堂城

所 在 地 岩手県奥州市江刺区岩谷堂字館山 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 堀 形 式  山城
築 城 者  不明 築 城 年  不明
歴 史 平安時代後期の安部氏の柵、あるいは奥州藤原氏の館に始まるとされる。
鎌倉時代に入って、江刺氏が支配した。天正18年(1590)の豊臣秀吉の奥州仕置の後は伊達氏の家臣の桑折(こおり)氏が入り、続いて岩城氏が入った。
岩谷堂城は岩城氏により近世城郭として改修され、明治維新にいたる。
歴 代 城 主 安部氏 藤原氏 江刺氏 桑折氏 岩城氏


本丸虎口 本丸土塁


最高所の八幡神社境内が本丸。本丸の南に二の丸、その西側に家臣団が集住した三の丸が配置される。
本丸、二の丸は館山史跡公園として整備されている。


 <アクセス>
岩谷堂城跡の館山史跡公園は、東北自動車道「水沢IC」の北東約6kmの地点。国道4号線の水沢東バイパスから県道8号線に入って北上する。4.2km先の「栄町」信号交差点を北に折れ、800m先の「館山史跡公園」の看板が立つ三差路を西に左折する。1kmほど先に館山史跡公園の広い駐車場がある。(2016.07.24)

日本の城目次へ戻る