石川城

所 在 地  青森県弘前市石川字大仏 別 名 大仏ケ鼻城 大渕ケ鼻城
遺 構  曲輪 形 式  平山城
築 城 者  曽我道性 築 城 年  建武元年(1334)
歴 史 築城の歴史は明らかでないが、曽我道性により建武元年に築城されたとされる。
天文2年(1533)、三戸南部氏の南部高信が津軽を制圧し、石川城を居城として石川氏を称した。
元亀2年(1571)、大浦(津軽)為信に攻められ、石川城は落城した。石川城は津軽氏の支配となったが、慶長16年(1611)に弘前城が完成するのに伴って、石川城は廃城となった。
歴 代 城 主 曽我氏 石川氏 大浦(津軽)氏


石碑 最高所の主郭


尾開山の山麓に立地し、再高所の主郭の北東斜面に二の郭、三の郭が配置される。北西に続く丘陵には石川十三館と呼ばれる城館が築かれ、石川城はその中心をなす。城跡は大仏公園となっている。


 <アクセス>
城跡の大仏公園は、弘南鉄道大鰐線「石川駅」の南東0.3km。東北自動車道「弘前大鰐IC」から国道7号線(弘前バイパス)に入って南下し、直ぐの「高速道路石川」信号を西に曲ってから北上する。0.8km先の橋を越え、さらに信号を過ぎた次の交差点を南に折れる。狭い道だが道なりに進んで線路の下を潜ると、大仏公園の矢印看板があるので、それに従って曲ると右側に大仏公園用の広い駐車場がある。(2016.07.22)

日本の城目次へ戻る