胆沢城

所 在 地  岩手県奥州市水沢区佐倉河 別 名  
遺 構  曲輪 形 式  城柵
築 城 者  坂上田村麻呂 築 城 年  延暦21年(802)
歴 史 胆沢城は征夷大将軍・坂上田村麻呂により、延暦21年に造営された。胆沢は、朝廷軍と抗争した蝦夷アテルイの本拠地。
造営後まもなく、陸奥国府多賀城に置かれていた鎮守府が胆沢城に遷され、以後10世紀半ばまで約150年間存続した。
歴 代 城 主  征夷大将軍


胆沢城遺跡 政庁正殿跡


胆沢城は、陸奥経営のための城柵であり、政庁を中心に多くの官衙が配置され、一辺670mの築地塀で囲まれていた。
発掘調査をして、史跡公園として整備されている。史跡公園の南端に奥州市埋蔵文化財調査センターがある。


胆沢城跡は、東北自動車道「水沢IC」の北東約1.6km。ICから国道4号線に入って南下し、1.7km先の「白井坂」信号交差点を北に折れる。1km先の三差路(標識あり)を左折して西に入ると奥州市埋蔵文化財調査センターの駐車場。左折せずに直進すると250m先の右側が政庁跡であり、車を置くスペースがある。(2016.07.23)

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