今井寺内町

所 在 地 奈良県橿原市今井町 別 名  
遺 構 復元環壕 形 式 環壕集落・寺内町
築 城 者 今井兵部卿豊寿 築 城 年 天文年間(1532-55)
歴 史 今井の地名の初見は南北朝時代の至徳3年(1386)であり、興福寺一条院の荘園であった。
天文年間の天文一揆が大和国に波及し、一向宗本願寺坊主の今井兵部卿豊寿によって寺内町が築かれた。
元亀元年(1570)に始まった本願寺と織田信長の間の石山合戦に、今井も蜂起した。天正3年(1575)に今井は織田方に降伏し、赦免され、本願寺方と決別した。
江戸時代には、商業都市として栄えた。
歴 代 城 主  −


今井寺内町の中核であった称念寺 今井町の街並み


 <アクセス>
近鉄大和八木駅の南西約1km。東西600m、南北300mの範囲に街並みが残る。街並みの南側に駐車場がある。(2016.03.27)

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