井伊谷城

所 在 地 静岡県浜松市北区引佐町井伊谷 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 虎口 形 式  山城
築 城 者  井伊氏 築 城 年  平安時代後期
歴 史 井伊氏は平安時代からはじまり、中世には浜松北部の引佐一帯を治めた。井伊谷城は井伊氏の居城。
南北朝時代には後醍醐天皇の皇子・宗良親王を迎えて南朝の拠点となった。
戦国時代になると統治は今川、武田、徳川の勢力争いの場となる。永禄5年(1562)に当主の井伊直親が謀殺されると、井伊氏存亡の危機となり、直親の甥(姪とも)の次郎法師が一時的に城主となった。直親の子の井伊直政は徳川家康に仕え、井伊家を再興した。
歴 代 城 主  井伊氏


主郭 奥は御所丸 主郭の虎口と土塁


 現地説明板の復元図

幅60m前後の単郭であり、周囲を土塁で囲み、2か所に虎口を開く。


 <アクセス>
城跡の井伊谷城城山公園は、天竜浜名湖鉄道「金指駅」の北北西約1.5km。国道257号線を北上し、「井伊谷上」信号の二筋北を西に入る。300mほど先の右側に引佐多目的センターの駐車場がある。駐車場の西側を北へ行くとすぐ、城跡への入口があり、5〜10分程度で山頂部の主郭に達する。(2019.06.25)