飯野陣屋

所 在 地  千葉県富津市下飯野 別 名  
遺 構  曲輪 水掘 土塁 形 式  陣屋
築 城 者  保科正貞 築 城 年  慶安元年(1648)
歴 史 飯野陣屋は、飯野藩初代藩主・保科正貞が慶安元年に築造した。保科正貞は母が徳川家康の異父妹であり、会津藩保科家の分家筋になる。
飯野陣屋は明治維新に至るまで保科氏の居城であったが、歴代藩主は大坂定番や江戸城門番等を務めることが多く、陣屋には代官を置いていた。
歴 代 城 主  保科氏10代(2万石)


周囲の水掘 水掘の内側の土塁


現地解説板の地図

陣屋ではあるが、本丸、二の丸、三の丸からなる広大な敷地を有し、土塁と周濠の水掘で周囲を囲む。
上総飯野は、周防徳山、越前敦賀とならぶ日本三陣屋とされる。
陣屋跡に飯野神社が祀られている。


 <アクセス>
飯野陣屋跡は、JR内房腺「青掘」駅の南東約1km。国道16号線の「大堀亀下」信号交差点を南に折れ、県道157号線に入る。1km先の信号を東に左折すると間もなく左側の水掘に沿って走ることになる。水掘が終わる三叉路を左に曲がると50m先に飯野神社の参道がある。この広い参道に駐車できる。(2015.12.12)

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