二日町城

所 在 地  郡上市白鳥町向小駄良 別 名  
遺 構  曲輪 竪堀 形 式  山城(比高120m)
築 城 者  東益之 築 城 年  15世紀半ば
歴 史 篠脇城主・東(とう)氏は美濃国山田庄で勢力を張っていた。東(とうの)益之は北方面への守りに備えて、二男の東氏世に二日町城を築いて居城させた。
東氏が一族の遠藤氏に永禄2年(1559)に滅ぼされたのに伴って、二日町城も廃城になったとみられる。
歴 代 城 主 東氏


主郭に建つ石碑 竪堀


二日町城は、標高503mの城山(二日町金剛寺山)に築かれている。主郭部は本丸曲輪を中心に、東西に二の丸曲輪、西の丸曲輪を配置して形成され、二の丸曲輪の東端に腰曲輪を設けている。


 <アクセス>
東海北陸自動車道の白鳥ICから国道156号線に入って北上する。美濃白鳥駅への案内標識を越えて、左手にバス停を注意しながらさらに北上し、「二日町下田」バス停のある路地を左折する。狭い坂道を道なりに200mほど進んで集落を通り抜けると林道に入る。この林道をさらに400mほど進むと、三叉路の左手に城の石碑と説明板が建っている。林道は舗装されているものの、車一台通るのが精一杯の狭さなので、対向車が来ないことを祈るのみ。説明板の前に車を置いて、2〜3分で城跡。(2013.10.13)