二子城

所 在 地  岩手県北上市二子町 別 名  飛勢(とばせ)
遺 構  曲輪 堀 形 式  平山城
築 城 者  和賀氏 築 城 年  室町期
歴 史 二子城は和賀氏の居城。南北朝期に二子和賀氏は南朝方に属し、応永7年(1400)に二子城に移って和賀郡を支配した。
天正18年(1590)、豊臣秀吉の奥州仕置で和賀氏は所領没収・追放となった。和賀義忠は挙兵して二子城を奪回したが、蒲生氏郷に攻められて落城し、天正20年(1590)に廃城となった。
歴 代 城 主  和賀氏


詰の城跡の八幡神社境内


  現地の地図

山麓の居館と山頂部の詰城とからなる。山頂の八幡神社に詰城の主郭がある。山頂部は市立飛勢公園となっている。


 <アクセス>
城跡の市立公園は、JR村崎野駅の北東約2km。国道4号線の「北上工場団地口」信号交差点を東に折れ、2.3km先の4つ目の信号交差点を南に曲がる。300m先の左側に飛勢城跡の標柱が立っているので山中に入る。200m先に駐車場がある。(2016.07.23)