高山城

所 在 地  広島県三原市高坂町真良 別 名 妻高山城 古高山城
遺 構  曲輪 石垣 土塁  形 式  山城
築 城 者  小早川茂平 築 城 年 建永元年(1213)
歴 史 建永元年(1206)、土肥氏の一党の小早川氏は安芸国田沼荘の地頭に補任された。
高山城は建永元年に小早川茂平により築城された。小早川氏は本家の沼田小早川と分家の竹原小早川に分かれたが、沼田小早川氏は高山城を居城とした。
天文2年81533)、毛利元就の三男・小早川隆景は竹原小早川氏の養子となり、次いで沼田小早川氏の家督も継いだ。両小早川氏を統合した隆景は、天文20年(1551)、高山城に入城した。
翌天文21年(1552)、小早川隆景は高山城と沼田川を挟んだ対岸に新高山城を築き、本拠を移した。
歴 代 城 主  小早川氏


本丸の石垣


本丸 北の丸


 <アクセス>
高山城跡は、JR本郷駅の北約1km。国道2号線の「仏通寺入口」信号交差点を北に折れて道なりに直進し、1.5km先の新幹線の高架を潜って、さらに300m北上すると左側に平行に分岐する坂道がある。坂道から集落へと入り、狭い急こう配の坂道を登っていくと300m程で墓地の前の休憩所に着く。道は途中で何箇所か分岐しているがどちらへ進んでも休憩所に至る。休憩所の前に2〜3台駐車できる。城の解説板が立っているので、ここから山に入って15分程度で本丸に至る。(2017.05.30)