本荘城

所 在 地  秋田県由利本荘市御門 別 名  尾崎城 鶴舞城
遺 構  水堀 土塁 形 式  平山城
築 城 者  楯岡(本城)満茂 築 城 年  慶長18年(1613)
歴 史 関ヶ原の戦功により由利郡を領有することになった最上義光は、重臣の楯岡満茂に築城を命じ、慶長18年に完成した。
元和8年(1622)、最上氏の改易に伴って楯岡氏も本城(本荘)城から退去し、本多正純が一時領する。
元和9年(1623)、六郷正乗が入封し、以後明治維新まで六郷氏の居城となる。
明治元年(1868)、戊辰戦争に際して新政府側に付いたため、庄内藩に攻められ、本荘城は焼失した。
歴 代 城 主  楯岡(本城)氏 本多氏 六郷氏11代(2万石)


水 堀


本荘城は尾崎山と呼ばれる丘陵に築かれ、本丸、二の丸、三の丸からなる。
戊辰戦争の際に焼失したため、堀と土塁の一部が残るだけであるが、本丸を中心とする城域が本荘公園となっている。


再建された模擬城門


 <アクセス>
本荘城跡の本荘公園は、JR羽後本荘駅の南西約1km。国道105号線の「裁判所入口」信号を北へ折れ、次の信号を東へ右折して直ぐの信号のない三差路を右折(南)する。100m程先に本荘公園の駐車場がある。(2016.09.23)