日野江城

所 在 地  長崎県南島原市北有馬町戊 別 名  火ノ江城
遺 構  曲輪 石垣 堀 形 式  山城
築 城 者  有馬常純 築 城 年 建保年間(1213-19)
歴 史 日野江城は肥前で勢力を誇った有馬氏の居城。戦国時代には竜造寺氏と覇を争ったが、豊臣秀吉の九州平定後は秀吉政権に従った。
慶長17年(1612)、岡本大八事件に連座して有馬晴純は切腹となり、その子の有馬直純は日向延岡に移封となった。
元和2年(1616)、日野江城に松倉重政が入ったが、寛永元年(1624)に島原城を築いて居城を移し、日野江城は廃城となった。
歴 代 城 主 有馬氏 松倉氏


三の丸 二の丸の石垣


 <アクセス>
南島原市北有馬支所の北東約0.6km。県道30号線から日野江城へ入る道は二つある。一つは南島原市北有馬支所から東へ100mの「日野江城跡」の道路標識のある十字路を北に入り、案内標識に従って1km進むと、終点付近に車3台程度のスペースがある。この道は日野江城直下に着くが、道は狭い。もう一つは南島原市北有馬支所から東へ750mの、「日野江城跡」の道路標識のある三差路を北に入り、350m進むと比較的広い駐車場に着く。城跡に入る階段がある。こちらのほうが整備されておりおすすめ。(2022.11.01)