原城

所 在 地 長崎県南島原市有馬町乙 別 名 日暮城 志自岐城
遺 構 曲輪 石垣 掘 虎口  形 式 平城 
築 城 者 有馬貴純  築 城 年 明応5年(1496)
歴 史 原城は、日野江城の支城として明応5年に有馬貴純により築城された。その後、慶長4年〜9年(1599-1604)にかけて有馬晴信により拡張・改修された。
有馬氏が日向延岡に転封された後、松倉氏が日野江城に入り、元和4年(1618)に島原城を築いて居城を移すと、原城は廃城となった。
寛永14年(1637)、島原の乱が勃発すると、一揆勢が原城に立て籠もり拠点となった。翌年、幕府の大軍により落城した。
歴 代 城 主 有馬氏 松倉氏 一揆勢


本丸遠景


本丸石垣 本丸石垣


破却された石垣 本丸との二丸の間の空掘


 <アクセス>
国道251号線沿いの南島原消防署有馬分署から1.6km南下した三差路に原城跡の案内板がある。300m先の三差路を左側に進み、さらに200m先の原城温泉「真砂」の前を奥に入ると原城駐車場。原城本丸へは歩いて10分。(2022.11.01)