小幡城

所 在 地 茨城県東茨城郡茨城町大字小幡 別 名  
遺 構  曲輪 空掘 土塁 櫓台 土橋 形 式  平山城
築 城 者  大掾義幹(だいじょうよしもと) 築 城 年 応永24年(1417)
歴 史 小幡城は、常陸大掾詮幹の三男・義幹により応永24年に築城されたとされる。義幹の子孫は小幡氏を名乗り、小幡城を居城とした。
文明年間以降には小幡氏は江戸氏の支配下に入り、小幡城は江戸氏の水戸城の支城となった。
天正18年(1590)の豊臣秀吉の北条攻めの後、豊臣秀吉を後ろ盾とする佐竹義宣により水戸城が攻略され、府中城と共に小幡城も落城した。
歴 代 城 主  小幡氏


本丸(一の郭)


現地解説板の縄張り図

本丸(一の郭)を中心にその周りを二の郭〜七の郭が囲み、各郭を深い空掘で隔離する。空掘は郭間の掘底道として利用。


空掘 土橋


 <アクセス>
北関東自動車道「茨城町東」ICの南西約6.5km。国道6号線の「小幡」信号交差点を南に折れる。0.8km先に「小幡城跡」の矢印標識があるので東に入り、道なりに1km進むと小幡城の駐車場がある。さらに50m先が城跡への入口。(2019.09.19)