府中城

所 在 地  茨城県石岡市総社1丁目 別 名  
遺 構  土塁 陣屋門 形 式  平城(陣屋)
築 城 者  大掾詮国(だいじょうあきくに) 築 城 年 正平年間(1346-70)
歴 史 府中城は南北朝期の正平年間に大掾詮国により築城された。戦国末期には佐竹氏に攻略されたが、関ヶ原合戦の後、佐竹氏は出羽に転封された。
慶長7年(1602)に六郷氏が入り、次いで寛永2年(1625)に皆川氏が入封した。
元禄13年(1700)、徳川光圀の弟の松平頼隆が入封し、水戸藩の支藩となった。府中藩は定府であるため、陣屋を置いて治めた。
歴 代 城 主 大掾氏 佐竹氏 六郷氏 皆川氏 松平氏


土塁 陣屋の表門(移築)


 <アクセス>
JR石岡駅の西約0.9km。国道355号線の「国府3丁目」信号の南へ一つ目の信号交差点を西入る。350m先に石岡城の陣屋門があり、その奥の石岡小学校内に土塁がある。陣屋門の前の駐車場を利用。(2019.09.18)