富岡城

所 在 地  熊本県天草郡苓北町富岡 別 名  臥龍城
遺 構  曲輪 石垣 堀 復元建造物 形 式  平山城
築 城 者  寺沢広高 築 城 年  慶長7年(1602)
歴 史 関ヶ原の戦いの戦功により唐津藩主の寺沢広高は天草を加増され、慶長7年に富岡城を築城した。
寛永14年(1637)、島原の乱が起こり、富岡城は一揆軍に攻められるが、落城を免れる。
寛永16年(1639)、山崎家治が天草領主として入り、富岡城の改修と拡張を行なう。富岡城の改修が終わった寛永18年(1641)、天草は天領となる。
寛文4年(1664)に戸田忠昌が2.1万石で入封するが、富岡城の規模を維持することに疑問を持ち、寛文10年(1670)に本丸と二の丸を破却し、三の丸に陣屋を置いた。
寛文11年(1671)に天草は再び天領となり、明治維新に至る。
歴 代 城 主  寺沢氏 山崎氏 戸田氏 


百間土手の石垣(現存)と本丸の櫓 大手門跡の石垣(復元)


出丸 奥は二の丸 二の丸東面の石垣


本丸の高麗門と櫓 本丸の多門櫓


 <アクセス>
国道324号線から百間土手を通過して道なりに進むと二の丸駐車場に至る。二の丸駐車場からさらに奥に進んでも駐車場があるのでこちらが楽。(2020.10.24)