松前藩戸切地陣屋

所 在 地  北海道北斗市野崎  別 名  穴平陣屋 清川陣屋
遺 構  曲輪 土塁 空堀 形 式  陣屋
築 城 者  松前藩 築 城 年  安政2年(1855)
歴 史 安政元年(1854)に日米和親条約が締結され、箱館が開港されると、奥羽諸藩に蝦夷地の警備が命じられた。
戸切地(へきりち)陣屋は幕府の命により、安政2年に箱館を見下ろす野崎の地に松前藩により築城された。
明治元年(1868)、旧幕府軍が箱館に上陸すると、松前藩士は戸切地陣屋に火を放って松前に退去した。
歴 代 城 主  松前藩


表御門(復元) 堀と土塁


 現地解説板の地図

松前藩士の藤原主馬の設計による五稜郭構造。稜堡は東の一か所のみに設けられており、稜堡内の六ケ所に砲台がある。


稜堡内 稜堡内の砲台


 <アクセス>
北海道新幹線「箱館北斗」駅の北北東約6km。道道96号線沿いに「野崎公園 野崎霊園 松前藩戸切地陣屋跡」の標識柱が立つ。ここを西に入って道なりに進み、駐車場の前を左折して150mほどで、陣屋跡用の広い駐車場に出る。(2017.07.03)