林田陣屋

所 在 地  兵庫県姫路市林田町林田 別 名  
遺 構  曲輪 石垣 形 式  陣屋
築 城 者  建部政長 築 城 年  元和3年(1617)
歴 史 林田陣屋が置かれた丘の上には、室町時代の後期に谷沢国氏により窪山城が築かれていたが、永正13年(1516)に赤松政村に攻められて落城した。
林田陣屋は建部政長によって築かれた。建部政長は大阪の陣の功により元和元年(1615)に大名に取り立てられ、元和3年(1617)に窪山城の跡に陣屋を構えた。
以後、藩主の交代なく明治維新まで建部氏が在封した。
歴 代 城 主 建部氏10代(1万石)


陣屋の周囲の石垣


林田陣屋は、窪山城が築かれていた丘の上に設けられていた。
現在、陣屋跡は建部神社と聖ケ丘公園(梅林)になっている。


陣屋跡の聖ケ丘公園 藩校・敬業館の講堂(文久3年再建)


 <アクセス>
山陽自動車道の山陽姫路ICから国道29号線に入って北上する。約6km先の「林田」信号を左折し、300m程先の突き当りを道なりに左折して直ぐの三叉路を右折し、また直ぐの三叉路を右折する。林田中学校の前の辺りに駐車することができる。この道の突き当りが陣屋跡。(2013.10.28)