畑谷城

所 在 地  山形県東村山郡山辺町畑谷 別 名  
遺 構  曲輪 堀 土塁 虎口 形 式  山城(比高70m)
築 城 者  江口光清 築 城 年  戦国末期
歴 史 畑谷城は、伊達氏や上杉氏に備えた最上氏の最前線の城であり、最上義光が江口五兵衛光清に命じて築かせた。
慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いに際して、直江兼続率いる上杉軍は最上氏の本拠の山形城攻略を目指して侵攻した。畑谷城は山形への途中にあり、上杉の大軍に攻められて落城し、江口光清は討ち死にした。
歴 代 城 主  江口氏


空堀


 現地解説板の地図

畑谷城は、館山の山頂に主郭を置き、山の麓の大空堀と、主郭周囲の空堀などで守る。

館山の麓の長松寺は、江口光清の菩提寺。


主郭 主郭虎口


 <アクセス>
畑山城跡は、JR羽前山辺駅の南西約4kmの位置。山辺町を通る県道17号線を走ると、畑谷城の標識が方々にある。この標識に従って県道から畑谷の集落に入ると、集落の最も奥に「畑谷城入口」が立っており、案内所がある。案内書の前に駐車できる。(2016.09.24)