羽茂城

所 在 地  新潟県佐渡市羽茂町大字羽茂本郷 別 名  
遺 構  曲輪  形 式  山城(標高82m) 
築 城 者  羽茂本間氏 築 城 年  明徳年間(1390年頃)
歴 史 羽茂本間氏は、雑太本間氏を惣領とする佐渡本間氏の一支族であり、鎌倉初期の弘安年間(1280年頃)に羽茂の地に定着した。
羽茂城は、室町南北朝期の明徳年間(1390年頃)に築城されたとされる。
天正17年(1589)、上杉景勝の軍勢による佐渡攻めにより、羽茂城は落城した。その後、羽茂城には上杉家の家臣が交代で在番したが、佐渡が江戸幕府直轄の天領になると、城も廃城となった。
歴 代 城 主 羽茂本間氏 上杉氏


東門跡 大手門跡


現地案内地図

本城、二の城、三ノ城、南ノ城、北ノ城、荒神ノ城などからなる。
整備状態は良好ではない。


 <アクセス>
羽茂城跡は、羽茂中学校の裏手の山にある。県道81号線から羽茂本郷の市街地に入る。南向き一方通行であるので要注意。佐渡市役所支所の東向かいにある羽茂小学校の北側の道に入り、道なりに進んで山中へ入っていくと、三差路の交差点に城跡の案内看板がある。駐車場はないので、道端に停める。(2013.11.22)