浜田城

所 在 地  島根県浜田市殿町 別 名  亀山城
遺 構  曲輪 石垣 虎口 形 式  平山城
築 城 者  古田重治 築 城 年  元和6年(1620)
歴 史 元和15年、伊勢松阪から古田重治が入封し、浜田藩が成立した。浜田城は翌元和6年(1620)に築城を開始し、元和9年(1623)に完成した。
古田氏は2代で無嗣断絶し、慶安2年(1649)に松平(松井)康映が入封した。
次いで宝暦9年(1759)に本多忠敞が入封したのち、明和6年(1769)に松平(松井)康福が再封された。
天保7年(1836)、松平(越智)斉厚が入封し、以後松平(越智)氏が幕末まで在封した。
慶応2年(1866)、第二次長州戦争で浜田城は長州軍に攻められ、城を自焼して退去し、藩庁を美作鶴田に移した。
歴 代 城 主 古田氏2代(5万石)、松平(松井)氏5代(5万石)、本多氏3代(5万石)、松平(松井)氏4代(5万石)、松平(越智)氏4代(6.1万石)


三ノ丸の高石垣


 現地解説板の地図

松原湾を望む標高67mの亀山の山頂に本丸、中腹に二ノ丸、山麓部に三ノ丸が構えられた。
建物は幕末に全焼して残っていないが、石垣の残存度は良好。


一の門跡 二の門跡


三ノ丸 津和野城から移築された浜田県庁の門


 <アクセス>
浜田城跡はJR「浜田」駅の西約1.3km。国道9号線の「城山」信号交差点から西100mの北側に、国道と平行に細い坂道がある。この坂道を100mほど上った先の二股を右側へ折り返す。そのまま進むと護国神社の境内に入り、境内に駐車することができる。神社の本殿の右を通り抜けると城跡。(2017.05.29)