波賀城

所 在 地  兵庫県宍粟市波賀町上野 別 名  
遺 構  石垣 曲輪 模擬櫓 形 式  山城(標高459m)
築 城 者  芳賀氏 築 城 年  鎌倉時代
歴 史 波賀城の起源は詳らかではないが、鎌倉時代に伯可荘の有力者であった芳賀氏によって築城されたと伝わる。
その後、13世紀中ごろに地頭として移ってきた中村氏が20代に亘って波賀城主となった。
天正8年(1580)に長水城が羽柴秀吉によって攻略されると、その落城に伴って波賀城も秀吉に従った。
歴 代 城 主 芳賀氏 中村氏 


模擬櫓
二層二階の櫓を模した資料館(入場自由)


復元された石垣と塀 復元された櫓台の石垣


城跡への入り口

波賀城の縄張りは、標高459mの城山の山頂に主郭を置き、南と北に小規模な曲輪、東に帯曲輪を配置したもの。
発掘調査に基づいて石垣が復元されているが、天正年間以前の古い石垣積と推定されている。


 <アクセス>
国道29号線の道の駅「みなみ波賀」から北へ1.5kmの、斉木口交差点の信号の手前10mの三叉路を右折(東側)する。あとは狭い道を案内標識に従って進むと、史跡公園の駐車場に着く。(2012.05.22)

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