元寇防塁

所 在 地  福岡県福岡市西区今津 別 名  
遺 構  石築地 形 式  防塁
築 城 者  鎌倉幕府 築 城 年 建治2年(1276)
歴 史 文永11年(1274)、元の来襲(元寇)により博多は大きな損害を受けた(文永の役)。
翌建治2年、元の再度の来襲に備えて、鎌倉幕府は九州諸国の御家人に命じて、博多湾岸に20kmに亘って石築地を築かせた。
弘安4年(1281)の弘安の役に際して、元寇防塁は防衛の拠点として機能した。
歴 代 城 主  


今津地区の防塁は、石積み幅が下辺3m・上辺2m、高さが3m。今津地区では200mの長さで復元されている。


 <アクセス>
今津地区の元寇防塁は、JR筑肥線「今宿」駅の北西約4.5km。「今宿」駅の北側の県道を博多湾に沿って北へと走り、橋を越えて道なりに2.2km進むと今津運動公園に着く。運動公園の駐車場に車を置いて、北側の市街地の路地を適当に抜けると防風林の松原になる。元寇防塁はこの松原の中にある。(2017.03.22)