月山日和城

所 在 地  宮崎県都城市高城町大井出 別 名  兼重本城 高城
遺 構  曲輪 土塁 堀切 形 式  平山城
築 城 者  肝付兼重 築 城 年 南北朝期
歴 史 月山日和城は南朝方の肝付兼重により築城されたが、北朝方の畠山氏と戦って敗れ、延元4年(1339)に肝付兼重は退き、畠山直顕の城となった。
畠山氏のあと、和田氏の居城となり、さらに島津氏が支配するとことになったが、明応4年(1495)に飫肥・三俣の交換によって伊東氏の城となった。
この後、都城の北郷忠相が伊東氏を追って居城とした。さらに戦国時代の終わりには伊集院氏の領するところとなったが庄内の乱の後に再度北郷氏のものとなった。しかし元和元年(1315)の一国一城令により、日和城は廃城となった。
歴 代 城 主 肝付氏 畠山氏 和田氏 伊東氏 北郷氏 伊集院氏 北郷氏


天守に模した郷土資料館が建つ曲輪


現地解説板の地図

三角状に突き出た台地上にあり、七つの曲輪からなる。


 <アクセス>
城跡に建つ高城郷土資料館は、宮崎自動車道の「山之口スマート」の西北西約3km。「山之口スマート」から国道269号線に入って南下し、「山之口町向原」信号交差点を西に折れる。道なりに3kmほど走ると、北側に「都城市高城郷土資料館」の駐車場がある。城跡への入口は駐車場の東向かい。(2018.10.24)