ヴェルサイユ宮殿
Château de Versailles

フランス王ルイ14世によって、1662年に建てられた。パリの南西22キロ、イヴリーヌ県ヴェルサイユにある。建物の主な部分の設計はマンサールとル・ブランによってなされ、庭園はアンドレ・ル・ノートルの設計になる。(2014.10.10)



シュノンソー城

(Château de Chenonceau)

アンドル=エ=ロワール県のロワール渓谷のシュノンソーにある。1515~21年にトマ・ボイエにより建築された。以後、19世紀に至るまで、ディオーヌ・ド・ポワティエ、カトリーヌ・ド・メディシスなど6人の女性が城主となり、「6人の女の城」と呼ばれた。(2014.10.10)



ショーモン城
(Château de Chaumont)

アンドル=エ=ロワール県のショーモン・シュル・ロワールにある。11世紀にブロワ伯爵のユーデス2世によって建てられた。1560年に城はカトリーヌ・ド・メディシスの資産となる。夫アンリ2世の死後、アンリ2世の愛妾ディオーヌ・ド・ポワティエからシュノンソー城を奪うために、ショーモン城を押し付けたとされる。(2014.10.11)



シャンボール城
(Château de Chambord)

ロワール=エ=シェール県のシャンボールにあり、ロワール渓谷で最大の城。フランソワ1世のために16世紀の前半に建てられた。フランソワ1世はレオナルド・ダ・ヴィンチを呼び寄せてシャンボール城の近くに住まわせた。レオナルド・ダ・ヴィンチはシャンボール城の設計にも関与したといわれる。(2014.10.11)



アンボワーズ城
(Château de Amboise)

アンドル=エ=ロワール県のアンボワーズにある。11世紀に建築され、その後16世紀までの間に、改修と拡張が繰り返された。シャルル7世、ルイ11世、シャルル8世、フランソワ1世などヴァロワ朝の国王の居城となった。(2014.10.11)



コンシェルジュリー
Conciergerie

パリのシテ島にある。14世紀初めにフィリップ4世によって建てられた王宮、シテ宮(palais de la Cité)がはじまり。その後放棄され、牢獄として使用された。まりー・アントワネットも収容されたことがある。現在はパリの司法宮の一部となっている。(2014.10.14)



ルーブル宮殿
(Palais du Louvre)

パリのセーヌ河岸にある。12世紀末に築かれた要塞が始まりであり、1546年にフランソワ1世が宮殿の建築に着手した。ルイ14世の時代まで歴代国王の宮殿となったが、ルイ14世はヴェルサイユ宮殿に関心を移したので、縮小されることになった。現在はルーブル美術館として使用されている。(2014.10.14)