戌山城

所 在 地  福井県大野市犬山 別 名  
遺 構  曲輪 堀切 竪掘 土塁 形 式  山城
築 城 者  斯波義種 築 城 年  南北朝期
歴 史 戌山城は、北朝方の越前守護・斯波高経の三男・義種により築城された。
応仁の乱の後は、朝倉孝景が越前を掌握し、弟の経景が入城した。
朝倉氏が滅亡した後、天正3年(1575)年に金森長近が入ったが、翌年、大野城を築いて移り、戌山城は廃城となった。
歴 代 城 主  斯波氏 朝倉氏 金森氏


主郭 土塁


 現地案内板の縄張り図

犬山の山頂に主郭を置き、尾根に沿って何重にも堀切を設ける。堀切は深く、また主郭に畝状竪掘を巡らすなど防御性が高い。


 <アクセス>
戌山城がある犬山は、大野城の西0.5km。大野城の南を南北に走る国道476号線を西に進み、道なりに川を越えて国道158号線に入る。200m先を西に入って道なりに0.7km進むと、左側に戌山城の案内図がある。案内図の左から山に入って、山道を20-30分登ると、山頂のの主郭に達する。途中の数か所の堀切は急登。(2017.11.13)