江美城

所 在 地  鳥取県日野郡江府町江尾 別 名  
遺 構  曲輪 石垣 虎口 土塁 形 式  平山城
築 城 者  蜂塚安房守 築 城 年 文明16年(1484)
歴 史 江美(えび)城は文明16年に蜂塚安房守により築城され、4代に亘って居住したと伝わる。
大永4年(1524)、尼子経久の伯耆侵攻(大永の五月崩れ)によって、蜂塚氏は尼子氏の支配下に入った。
永禄7年(1564)、毛利方の杉原盛重に攻められて落城し、蜂塚氏は滅んだ。江美城は吉川広家の支配下ととなり、この時に近世城郭へと改修された。
関ヶ原の役の後、中村一氏の支配に入ったが、元和の一国一城令により廃城になったとみられる。
歴 代 城 主  蜂塚氏 尼子氏 杉原氏 吉川氏 中村氏


櫓台の石垣


現地解説板の縄張図

本丸、西の丸、八幡丸が東西に配置あれ、本丸の東側には20m近い深さの空堀がある。八幡丸には模擬櫓が建てられている。


虎口 主郭


 <アクセス>
江美城跡はJR伯備線「江尾駅」の東側、江府町役場の南側。国道181号線の「江尾」信号交差点を東へ折れる。道路は600m先で右へと急カーブした後、左へ急カーブしており、この左へ急カーブした右側に城跡へ入る坂道がある。江府町役場の駐車場を利用することができるが、カーブした先の左側の道沿いに駐車スペースがある。小型車であれば先ほどの坂道に車で入って、解説板の前に駐車可能。(2018.09.13)