館山城

所 在 地 山形県米沢市田口沢・館山  別 名  
遺 構  曲輪 土塁 桝形虎口 空堀 形 式  山城 
築 城 者  新田氏 築 城 年  戦国期
歴 史 館山城の築城には諸説あるが、伊達輝宗の家臣・新田氏の居城として築城されたとされる。
天正12年(1584)、伊達輝宗の隠居城として改修した。
天正19年(1587)、伊達政宗が米沢から岩出山に移る際に、館山城は廃城になったとみられる。
歴 代 城 主  新田氏 伊達氏


主郭土塁 主郭桝型虎口


大樽川と小樽川に挟まれた舌状丘陵に築かれており、主郭の東に馬出曲輪、西に西曲輪を配置する。城の周囲の南・北・東の三か所の平坦地には館が置かれていた。


主郭 馬出曲輪


 <アクセス>
城跡は、JR西米沢駅の南西約2km。国道121号線(館山バイパス)のJR米板線の跨線橋を越えて南西に進み、2km先の次の信号を西に右折する。400m先の三差路を狭い道へと右折すると、間もなく館山城の解説板が立っている。細い橋を渡って道なりに進むと広い空き地になり、「私有地につき大歓迎」のここに駐車する。城跡は空き地の先から山に入って数分。(2016.09.25)