大聖寺藩邸

所 在 地  石川県加賀市大聖寺地方町 別 名  
遺 構  休息所 形 式  陣屋
築 城 者  前田利治 築 城 年  寛永16年(1639)
歴 史 寛永16年(1639)、金沢藩第3代藩主・前田利常は、子の利治に大聖寺7万石を分地し、大聖寺藩が成立した。
大聖寺城のあった錦城山の東麓に館を建てて陣屋を構えた。しかし城郭として整備されておらず、第3代藩主・前田利直が休息所として建てた長流亭が唯一の遺構として残る。
歴 代 城 主  前田氏


                 長流亭(重要文化財)
宝永6年(1709)に造営。藩邸は明治9年(1876)に焼失したが、長流亭が唯一残った。


<アクセス>
大聖寺城がある錦城公園は、JR北陸線「大聖寺駅」の北西1.2km。藩邸はこの東の麓に営まれた。長流亭は錦城公園と錦城小学校の間の道を北へ100mの川沿いにある。錦城公園の東側に駐車場がある。(2015.07.20)