左沢楯山城

所 在 地 山形県西村山郡大江町左沢楯山 別 名  
遺 構  曲輪  形 式  山城
築 城 者  大江時元 築 城 年 正平年間(1346-70)
歴 史 左沢(あてらざわ)楯山城は、北朝方の斯波氏に対抗するため、南朝方の大江元時により正平年間に築城されたとされる。
築城後、大江氏は左沢氏を名乗って当地を治めたが、天正12年(1584)に最上義光に滅ぼされ,、最上氏の支配下に入った。
元和8年(1622)、最上氏が改易されると、酒井直次が入封したが、新たに小漆川城を築いて移り、左沢楯山城は廃城となった。
歴 代 城 主  大江(左沢)氏 最上氏 酒井氏


八幡平


  現地解説板の地図

左沢楯山城は、最上川が屈曲する部分の稲沢丘陵に築かれている。城域は蛇沢をにより、北側丘陵と南側丘陵に分かれている。北側丘陵の山頂部の八幡座が主郭。
現在、南側丘陵の八幡平付近が楯山公園となっている。


眼下の最上川


 <アクセス>
左沢楯山城跡の楯山公園は、フルーツライン左沢線「左沢」駅の北東0.7kmの地点。左沢の市街地から国道454号線を北上し、道がS時にカーブする途中に楯山公園の矢印標識が立つ三差路がある。楯山公園はこの三差路から入る道を250m行った先。三差路に面して駐車場がある。(2016.09.24)