安宅本城

所 在 地  和歌山県西牟禮郡白浜町安宅 別 名  
遺 構  石垣 井戸 形 式  平城
築 城 者  安宅実俊 築 城 年  享禄年間(1528-32)
歴 史 安宅(あたぎ)本城は、安宅実俊によって享禄年間に築城されたとされる。
安宅氏は阿波、淡路、紀州と、紀伊水道をまたにかけた水軍を擁する豪族として、室町時代の初めから勢力を誇っていた。安宅実俊の死後、享禄3年(1531)に家督争いの内訌が起こり、以後、安宅氏の勢力は衰えた。
歴 代 城 主  安宅氏


石垣
安宅本城は、安宅氏の平時の居館


 <アクセス>
城跡は、JR紀勢線紀伊日置駅の南東1kmの地点。国道42号線から日置川北側の県道37号線へと入り、1.5km北上して安宅橋を渡る。安宅橋を渡った突き当りを右折するとすぐ左に観光案内板がある。安宅本城の石垣はこの案内板の後方。駐車場はないので、道端のスペースに置くか、八幡山城の駐車場に置いて400mの距離を歩くか、いずれでも。(2014.03.25)