足守陣屋

所 在 地  岡山県岡山市北区足守 別 名  
遺 構  堀 曲輪 形 式  陣屋
築 城 者  木下利房 築 城 年  元和元年(1615)
歴 史 足守藩は、慶長6年(1601)に木下家定により2.5万石で立藩されたが、慶長13年(1608)に家定が死去した後、領地は没収された。
浅野長晟が代わって入封したが、慶長18年(1613)に紀伊和歌山に転封され、幕府直轄地になった。
元和元年(1615)の大坂の陣の後、家定の二男の木下利房が再び足守に入部して足守藩を再興し、足守陣屋を築いた。
以後、明治維新まで木下氏が在封した。
歴 代 城 主 木下氏13代(2.5万石)


陣屋の屋形敷地跡と堀


明治維新後に廃された陣屋の屋形跡は、女学校、公民学校、青年学校、中学校などとして使われたが、現在、公園整備がされて芝生の広場となっている。


武家屋敷長屋門 木下権之助屋敷表門


 <アクセス>
 岡山自動車道「岡山総社」ICから国道429号線に入って北上し、さらに足守の市街地を南北に走る県道271号線に入る。足守図書館の案内標識のある三叉路を西に入ってすぐ右側に観光者用駐車場がある。陣屋跡の芝生広場は、駐車場の前の道を奥に進んだ足守小学校の向こう側。(2013.10.27)