秋月城

所 在 地  福岡県朝倉市秋月野鳥 別 名  秋月陣屋
遺 構  石垣 門 堀 形 式  平城
築 城 者  黒田長興 築 城 年 寛永元年(1624)
歴 史 秋月城の前身は、建仁3年(1203)に原田種雄により古処山に築かれた古処山城の麓の居館。
元和9年(1623)、福岡藩初代藩主黒田長政の三男の長興が5万石を分地され、秋月藩を立藩した。
翌寛永元年、黒田長興は古処山城の麓の居館跡に秋月城を築いた。以後、明治維新まで秋月黒田藩は12代続いた。
歴 代 城 主  黒田氏12代(5万石)


長屋門
裏手門として使用されていた門であり、唯一現地に残る建物


秋月城は単郭の陣屋形式であるため、秋月陣屋とも呼ばれるが、5万石を領有する城主格大名であり、陣屋ではない。長屋門、黒門が現存し、石垣及び堀も良好に残る。また城下町も風情良く残っている。


黒門
大手門として使用されていた門
櫓台と堀の石垣


堀にかかる瓦橋
土砂の流れを防ぐために瓦が竪に埋めてある


 <アクセス>
秋月城は、朝倉市役所の北東約6km。国道322号線を北上して秋月の市街地に入ると、「秋月城址 秋月郷土館」の看板が立っている。ここを東に折れて入る道が秋月城の前の道。車は秋月郷土館の前の有料駐車場に置くのがよい。尚、日曜・祝日は進入禁止なので国道322号線沿いの有料駐車場を利用する。(2019.03.21)