鳥島埋没地

鹿児島県鹿児島郡桜島町, 桜島の西岸 (N31 34'40'', E130 36'20'')

桜島は有史以来何度も大噴火を繰り返していますが, 大正3年の大噴火の折, 桜島から流れ出た溶岩で, 桜島と大隈半島が地続きになりました。
またこの噴火で桜島の約500m沖合いにあった高さ20m, 周囲500mの鳥島が, 溶岩で埋没し桜島と一体化しました。 現在はもと鳥島を約20mの高さの溶岩が覆っています。
(海を隔てた島が溶岩で埋もれてしまうというのは, 非常に珍しい出来事だそうです。)




植物の生命力の強さには驚かされます。 石の塊のように見えるのは溶岩です。




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