家の周りのちょっとしたスペースって感じの庭ですが、宿根草やバラ、クレマチスをご紹介したいと思います。


*クレマチス(マーガレットハント)
オープン外構なので、玄関先にはこの独立型のポストが立っているだけです。ポストに絡ませているのはジャックマニー系のクレマチス、マーガレットハント。
ポストの足元には、ヘデラやテイカカズラなどのグリーン、ラベンダーやローズマリー、メキシカンセージなどのハーブ、それからシュウメイギクなどを植えています。



*シュウメイギク(秋明菊)
他の草花が華やぐ春〜夏には、葉っぱばかりでまったく存在感がないのですが、秋になるとひゅ〜と蕾があがってきます。「今年も咲くで〜〜!」と言ってるみたいに。
植えた場所の環境が良かったのか、草丈60cmほどに成長しました。全体的な花の雰囲気はあまり好きではないのですが、常緑でしかも、秋〜冬の花の少ない時期に咲いてくれるのが嬉しいところ。
通りがかりの人からよく、「コスモス?」って聞かれます。


*ローズマリー
ローズマリーは、もう庭のいたるところに植えています。詳しい品種は判りませんが、3〜4種類くらいあると思います。ほふく性、木立性、半木立性など適当に‥適当に育てていいところが、ローズマリーの最大の魅力ですね。
淡紫色もいいですが、一番のお気に入りは桃色!もくれんは、ローズマリーもやっぱりピンク色が好きなの〜♪



*アメジストセージ(メキシカンセージ)
ビロードっぽい花びらの質感がユニークなアメジストセージ、秋〜冬にかけての花です。うちではやや乾燥気味の場所に植えています。伸びすぎたら、地際から思い切ってカットしてもへっちゃらへ〜〜の強靭なやつ。油断するとすぐ1mくらいになります。50cmくらいの高さが見た目にも扱いにもいいです。



*ヤマホロシ(ツルハナナス)
玄関脇の枕木花壇に植えている花です。つる状の枝の先端にやや紫色を帯びた白色の星形の花を房状につけます。咲き始めは紫ですが、咲き進むと白くなります。ナス科なので、ナスの花に似ています。花自体はあまり魅力的ではないですが、基部からよく分枝してとにかくよく伸びます。どこで切っても平気です。葉には光沢があり、きれいです。生育旺盛しかも常緑なので、グランドカバーに最適。もう、ほったらかしにしています。
ヤマホロシの葉も11月下旬頃から色が変わり始めます。常緑なので冬も葉が散ることはありません。紅葉というよりは紫に近い色になり、これはこれで結構、キレイです。


*クレマチス(アラベラ)
枕木花壇に植えているクレマチス、アラベラ。藤色のとても上品な花です。木立性ですが、1mくらいはつるが伸びます。花後は強剪定します。このクレマチスの何が好きかというと、色かな〜。それに、放任していていいこと。同じ場所に植えてあるツルハナナスと絡み合ってゴチャゴチャになっています。うちではおなじみの風景ですが、私のズボラな性格を見事に表していますね。
几帳面なガーデナーさんから、「これ、こんなにゴチャゴチャになってて、大丈夫?」と聞かれるのですが、「全然、へっちゃら♪です。」と胸を張って答えています。よい子の皆さんは、あんまりマネしないでね!


*クレマチス(ニューヘンダーソニー)
手前の濃い紫の花がクレマチス、ニューヘンダーソニー。インテグリフォリア系になります。ツルハナナス、アラベラと一緒に植えているので、絡み合ってゴチャゴチャ状態になりながらも競い合いながら咲いているといった感じ。これも木立性で、つるは伸びても1mくらい。強剪定です。


*ヒメツルソバ(ポリゴナム)
枕木花壇のすぐ横はガレージになっていて、一部にレンガを敷き、レンガの隙間にリュウノヒゲやらヒメツルソバを植えています。
このヒメツルソバの傍には最初はアジュガも一緒に植えていたのですが、ヒメツルソバの群れに飲み込まれていつの間にか姿を消してしまいました。もの凄い繁殖力です。大事な草花の近くには植えない方がいいかもしれません。花は極小ですが、よく見ると白からピンク色のグラデーションがとてもキレイです。


*クレマチス(ロマンティカ)
敷地の外周フェンス沿いに植えているクレマチスのひとつです。私は濃い紫色はあまり好きではないのですが、この花の色には好感が持てます。フェンス沿いのクレマチスは一応、白〜桃色で統一していて、その引き締め役としてこの濃いパープルを入れてみました。4〜6弁の8〜10cmくらいの中輪で、花弁はややフリルがかって、外側に反り返ります。系統はジャックマニーです。


*クレマチス(ベティーコーニング)
これも庭の外周フェンス沿いに植えているクレマチスです。この色といい、ベル形のフリルの花びらといい、とってもかわいくて、私のfavorite♪です。
株が成熟するともっともっと色が濃くなるとか。甘い香りがするそうですが、私は??です。私の好きなビチセラ系のクレマチスです。ふわふわと風に揺れる様子が夏の時期、特に涼しげです。こんなクレマチスで庭がいっぱいになれば‥
下向きの花ってどうしても下から覗きたくなるんですよねー。うんうん、ラブリー☆


*ベノサ・バイオレシア(クレマチス)
これもフェンス沿いに植えているクレマチス、ベノサ・バイオレシア。刷毛目模様の入った、ちょっぴり和風の趣のある表情です。花色は上品な紫で、花径は6〜12cmと、ほどよい大きさ。四季咲き性で花後は強剪定します。


*ダルマハギ(ケハギ)
秋の花、萩です。9月になると、濃紅紫色の花をつけます。枝は地面スレスレまでふわりと枝垂れるので、小さな株でもボリュームが出ます。葉もまんまるでとても愛らしい♪
何より、この自然な風情がなんともいえず好きです。


*ヒイラギ(モクセイ科)
魔よけに使われる植物で、節分の日にはイワシの頭などの匂いの強いものを葉の棘に差し、鬼門や戸口に飾ります。母が家の新築祝いに持ってきたので、庭の適当な場所に植えました。11月にふと気がつくと白い小さな花を葉の陰にびっしりつけます。近づくと甘い香りが漂ってきます。今まで知りませんでしたが、香りのよい花です。とげとげの葉も老樹になるとなくなってまんまるになり、まるで別の木の葉のようになるそうです。こんなヒイラギのように、人も年月を重ねていくうちにカドがとれてまるくなっていければいいですね。


*デュランタ・タカラヅカ
玄関の前にテラコッタの大きな鉢を置いています。ちょっと邪魔なんですが、ないと少し寂しい感じなので‥。デュランタ・タカラヅカやヤブラン、バコバを適当に寄せ植えにしました。あまりよく考えずに植えたのですが、偶然にもそれぞれの花期が合いました。これは、10月下旬か11月上旬に撮った写真です。ちょっとわかりづらいのですがデュランタ(濃紫)、ヤブラン(薄紫)、バコバ(ピンク)が咲きそろっています。


*クレマチス(アーリーセンセイション)
近年、クレマチスファンの間で注目されているフォステリー系クレマチスのアーリーセンセイションです。繊細な表情の花、葉は常緑で冬も残っています。冬の間、雨に当てずに乾燥気味に管理するとたくさんの花をつけるそうですが、そのサジ加減が難しくて‥でも、こんなステキなお花が見られるのなら、頑張ろう!!って気持ちになりますね〜ウンウン。


*クレマチス(ピール)
木々の間から顔を覗かせているのはピール、旧枝咲きのクレマチスです。蔓はそれほど長くならないので、扱いやすい品種です。花もさほど大きくなく、色もこれといって特徴はないのですが、ひとつの株にこのように、一重と八重の花がつきます。ピールの他にも、このような変化を楽しめる品種がクレマチスにはまだまだたくさんあるそうですよ〜


*カシワバアジサイ
カシワバアジサイにもいろいろあるみたいで、これはスノーフレークという品種です。年月が経つにつれ(剪定しないと)背丈も高くなり、茎が木化するらしいので、「落葉樹」として扱い、植える場所もそれなりのスペースを確保した方がいいように思います。
花穂は40〜50cmほどにもなり、細長い茎では支えきれずにこんな感じで重たそう〜にしております。咲き進むと、花の色はもっと白くなりますが、グリーン&ホワイトの落ち着いた色調にもかかわらず、この時期あちこちで一斉に咲き誇るアジサイの仲間達と比べても決して見劣りしない、堂々とした雰囲気をかもし出しています。
↑春先。蕾は8〜10cmくらいです。
庭の一角、初夏の風景です。
左側からカシワバアジサイ、右側からダルマ萩がこんもり茂っています。
奥の茶色の木はスモークツリーです。


*コンテス・ド・ブッショー(クレマチス)
中輪多花性のクレマチス、コンテスドブッショーです。艶やかではないが、地味でもない。小さ過ぎず、大きすぎず。このちょうどよさが魅力の品種です。ふっくらとした優しい感じを受けます。あなたのナチュラルガーデンに
お一ついかがでしょう♪


*メヌエット(クレマチス)
私の好きなビチセラ系のクレマチス、メヌエットです。もっと大きな花だと思っていたのですが、これがまた2〜3cmの極小サイズ!シマトネリコの木に絡ませてみたのですが、葉の影に埋もれてしまい、しばらくは開花に気がつかなかったくらいでした。これくらいのサイズの花は絡ませる相手を考えないと花が全然、引き立ちませんね。いい勉強になりました。花はご覧の通り、とてもチャーミングな姿です。


*ポリッシュスピリット(クレマチス)
これもビチセラ系のクレマチスです。大輪よりやはり私はこんな感じの風にひらひら揺れているクレマチスが好きです。


*修景バラ(ボニカ'82)
修景バラというものを庭に入れてみました。
庭のところどころに、「この辺になにかちょっとあったらなあ〜」と思う場所があり、何を植えるかいろいろ探しているうちに修景バラに行き当たりました。大きくなる木を植えるにはスペースが足りないけれど、ハーブや宿根草に譲るには惜しい場所(日当たりよく、目立つ場所)って意外とたくさんあるものです。
試しにコレを選んでみました。香りはあまり期待できないものの、よく返り咲き、病害虫にも強いバラだとか〜〜十分でしょう。強欲はいけません、はい。
さてこれから、どんな株になるんでしょうか。楽しみです。


*クレマチス(マクロペタラ)
クレマチス(マクロペタラ・マークハミズ・ピンク)
クレマチスのマクロペタラ、2種類のご紹介。2つとも鉢植えで育てています。マクロペタラ(紫)の花を見たら、マークハミズ(桃色)も欲しくなって買い求めました。気に入ったものは色違いで持ちたくなる病‥かな?


*雪おこし(クレマチス)
クレマチスが好きだといいながら、品種によるんですね。大輪ハデハデ系のクレマチスは実はあまり好きじゃないんです。なので、クレマチスの八重の品種はずっと敬遠していました。
でも、この雪おこし。ステキ〜〜♪
こんな清楚な白の八重なら、新緑に溶け込んでナチュラルでとってもいい感じ!!
これからは八重を集めようかな〜と、カタログを見ながらニヤニヤしている今日この頃です。


*ドクタールッペル&名無しの権兵衛(クレマチス)
地植えの大輪系クレマチス2種類、家の外周フェンスの外側へ顔を出し、道行く人にご挨拶しています。
家の2階から見下ろして、望遠で撮ってみました。
クレマチスはライラック(左)と、エゴノキ(右)の2本の木の間に植えてあります。
右下の赤い花は終わりかけのチェリーセージです。


*白雪姫(クレマチス)
大輪系クレマチスの白雪姫です。「これぞクレマチス〜!」という色と形です。時々、「これはテッセンよね?」と聞かれて困ることがあります。
お姫様がいらっしゃるあたりを家の2階から望遠で撮ってみました。
ヤマボウシ(左)と、ジューンベリー(右)の間から白いお顔が見えています。
ジューンベリーの足元には花の終わったツルニチニチ草と、
これから花が開花するフウロ草が植えてあります。
2本の木がほどよい木陰を作ってくれているので、お姫様もご満悦のご様子。
ヤマボウシには、小さい花も‥‥


*カロライナジャスミン
パーゴラに絡ませているのはカロライナジャスミン。植えつけてから数年、やっとパーゴラの上部へ到達し、花も咲かせてくれました。個人的に私はイエロー系の花があまり好きじゃないのですが、冬でも落葉せず、面倒な剪定もいらない、病害虫も少ない植物‥となると、選択肢があまりなかったのです。高さ2.5mほどのパーゴラに絡ませることを考えると、好きとか嫌いうんぬんの前に「手入れがラク」という条件がどうしても優先されてしまったというわけです。


*ビオラ (クレマチス)
春日井園芸センターよりおとりよせした、中輪咲きのクレマチス、ビオラです。パンフレットに「初心者向き」とあったので、も〜う、飛びついてしまいました。(笑)そばに植えてある、ハナミズキを支柱にしています。はっきりした色ですが、それほど大きい花ではありません。