平成15年1月21日・改正


JMRCA1O分の1スケール
電動オフロード・カー競技規定



*車体検査;
1.競技に参加するすべての車は、いかなる場合も下記の数値に適合しなければならない。
2.選手はレース出走前(前車検)とレース出走後(後車検)には必ず車検を受けなければならない。これを怠った選手はそのレースは失格とし、そのレースの記録を抹消する。
3.競技委貝長、及び車検委員長はレース期間中、いかなる時でも必要に応じてレース車の車体検査(動カモーター、バッテリーを合む)を行なうことが出来る。
*競技仕様
1.ドライバーは技術検査をパスし、検定された車でレースしなければならない。

2.車体寸法
@最大全長・……・460mm
A最大全幅……・・250mm
B最大高さ……・・200mm(アンテナは除く)
車を正しく直進方向にし、平地において4輪を地につけた状態で上記の寸法内でなければならない。


3.ボディ
@オフロードに参加するすぺての車は、オフロード・レーシング・カーの10分の1スケール・サイズのボディを付げなければならない(バハ・タイブも合む)。クロスラリーやラリー、砂漠のレース等で一般的に認められた実車のサイズや形を模写しているものである事。
A車体は、全ての可能なエリアにおける、実際のオフロード・レーシング・カーのレプリカが好ましい。
Bオープンロール・ゲージスタイルの車は、参加車が実車の例を忠実にぺ一スとしている事を証明することができれば競技参加が許される。
Cオープンボディの場合はドライバー人形を搭載のこと。
Dドライバー人形は、少なくとも人間のドライバーの顔、肩、腕からなリ、すべてのオープンコックピット車の適当な位置に置かれていること。形は、ヘルメットを着用し、外観は色も形も写実的に、着色されていなければならない。
Eボディは、しっかリとレース車についていること。
Fフロント、サイド、リヤウインドーは共に透明、または半透明でなければならない。

4.ウイング
@最大2つのウイングが使える。ひとつはフロント、もう1つは後部。
Aウイング最大寸法:   フロント・…幅125mm、長さ60mm,
                 後部・…幅175mm、  長さ75mm、
Bウイングサイドダムは、長さ75mm以内。着色されていなければならない。
C金属製のウイングは禁止する。

5.アンテナ
ハードアンテナ(カーボン、またはグラスロッドタイプ)を禁止する。

6.タイヤ
@スパイクタイヤは許されるが、スパイクは柔軟な素材であること。
A金属またはハード・プラスチック・スパイクは許されない。
Bスパイクはタイヤにしっかリと固定しなければならない。
Cタイヤの径はスパイクを含み、直径・…100mm以内。
Dスポンジタイヤの使用は禁止する。
Eスポンジがタイヤ表面を覆っているものは使用禁止。(一般のスポンジタイヤ)
Fタイヤの加エ
タイヤの加工は、パターン(ピン等)のカットのみ許される。

7.バンパー
フロントバンパーは、常に装着していなければならない。バンパーはショックを吸収するために、ゴムやプラスチックのような素材で形成され、角は丸く安全性のあるものを取リ付けなければならない。極端に薄くバンパーとしての実用性を欠くものは認められない。

8.コース・ゼッケン
@全ての車は、車体の右横、左横、前方の3ヶ所の見やすい場所に、コース・ゼッケンを貼付しなげればならない。コース・ゼッケンは切ったり、加工してはならない。
Aコース・ゼッケンは少なくとも、高さ25mm、数字の太さは3mm以上で白地に黒で記されていなければならない。

9.安全性
全ての車は、他の競技者の車に対して危険だったリ、損傷を与えないように組み立てなければならない。

10.改造
車は、規定以内でどんな改造をしてもよい。

11.ラジオ装置
@使周する、全ての送信機は検査され、承認されること。
A最大2つのコントロール装置が使われる。たとえば2サ一ボ、または1サーボと1スピードコントロール。
Bラジオ装置はボディーカウルから突き出してはならない。
C使用できる周波数は法定に基づく27MHz帯と40MHz帯の下記周波数を用いなければならない。
27MHz帯 01バンド 26,975MHz 05バンド 27,075MHz 09バンド 27.175MHz
02バンド 26,995MHz 06バンド 27,095MHz 10バンド 27,195MHz
03バンド 27,025MHz 07バンド 27,125MHz 11バンド 27,225MHz
04バンド 27,045MHz 08バンド 27,145MHz 12バンド 27,255MHz
40MHz帯 61バンド 40,610MHz 67バンド 40,670MHz 73バンド 40,730MHz
63バンド 40,630MHz 69バンド 40,690MHz 75バンド 40,750MHz
65バンド 40,650MHz 71バンド 40,710MHz
                      
但し、法制の改定ある場合は、改定に従う。
D組合せ変更に伴うバンド変更は主催者側で行なうので、予備バンドの交換用クリスタル各自で持参のこと。または、27MHz←→ 40MHz変更可能のこと。主催者指示によるバンド変更ができない選手は、出場出来ない場合がある。

12.バッテリー
@サブ・Cサイズのニッケル・カドミューム・バッテリー及びニッケル水素バッテリーの使用が認められる。
A個々のセルの寸法は直径23mm、最大長43mm。製造誤差は許される。
B各セルは、メーカーによって1.2Vに調整されていなければならない。
C最高6セル(7.2V)まで使用できる。
D全てのバッテリーは、広く販売されている物で、誰でも手に入れられる物でなければならない。
E全てのバッテリーには、製造会社名、仕様等がすぐ分かる状態のものでなければならない。それらの物が無くなっている時は、使用者がそのバッテリーが合法的な物であることを証明する責任を持つ。
F全日本選手権レース(予選を合む)に使用出来るバッテリーは、上記の仕様の物でなければならない。
Gレース走行中は、バッテリーの充電、交換は出来ない。
H受信機、サーボ、スピードコントローラ等の作動用バッテリーの追加は許される。

13.モーター
@JMRCAの公認を受けているモーターのみ使用できる。
全日本選手権に使用できるモーターは、少なくとも全日本選手権の2ヶ月前には一般に販売されていなければならない。 
Aモーターの仕様は05、または540サイズのモーターであること。
B動カ用モーターは、長さ(L)53mmX直径36mm以内(但し、モーター・シャフト、フロントペアリングハウジングは除く。)の大きさのものに限る。製造誤差は許される。
Cフェライト・マグネットのみ使用が許される。(コバルト、レアー・アースマグネットの使用は認められない。)
D公認される時点で国内において1000個以上製造・販売されていなければならない。
E公認を受けたモーターの巻き線、バランス取リ、コミンティーターの削リ、エポキシの塗布、冷却用穴開け、ボールペアリング、ブラシ等の個人的改造は許される。
F公認を受けたモーターであっても、他の公認モーターの部品を混入してはならない。
G公認モーターは、製造会社名、または販売会社名がすぐ分かる状態の物でなければならない。
H公認モーターにいては、後日公表する。

14.走行
@動力によるバック走行は禁止され、前進コントロールのみ。
Aフライング、コースカットは、そのヒートから1周減算する。
Bバッドドライビングの警告を3回宣告された選手は本大会を失格とする。
Cコースマーシャルは前ヒートの選手(代理人でも可。)が行なうこと。コースマーシャルを怠った選手は、ペナルティとして今大会のベストタイムを無効とする。
D走行中にドライバー人形、ウイング、ボディ等が脱落した場合は速やかにピットインすること。修理後、再スタートする場合はピットエリアからスタートする事。これに従わなかった場合はペナルティとして、そのヒートは失格とする。
E混信等の電波トラブルの申告はレース・スタートの前に行うこと。レース・スタート後の申告は受け付けない。

15.競技時間
各クラスとも5分間周回レース

16.再レース
@計時システムのトラブルによるもの。Aコース損傷によるトラブル。B主催者が特に認めた場合。


*2WDクラス
1.2輪がドライプの車に限る(リヤドライブに限る)。
2.車は一般技術仕様に従うこと。
3.車の最小重量は…1500g。

*4WDクラス

1.4輪駆動、及び前2輪駆動(FFクラス)が許される。
2.車は一般技術仕様に従うこと。
3.車の最小重量は…・1600g。


JMRCA 電動部


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