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■『ゆいれお』 |
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■ダブルブリッド |
┌あらすじ |
└100の質問
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■ブギーポップ |
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ダブルブリッド
電撃文庫にて連載されている中村恵里加先生の書かれた小説。
挿絵のイラストは1〜2巻は藤倉和音先生、3巻から最新刊(9巻)まではたけひと先生が
描かれています。マンガでもダブルブリッドという作品が世に出ているそうですが、こちら
は、wx3はノータッチです。
誰か感想聞かせてください^^
特異遺伝子生物と呼ばれる生物が、世界中で確認されている世界。
日本では【怪】(あやかし)と呼ばれるこれら生物は、人間社会の中で、ヒトと似た姿をして
おり、比較的高い知能を持つとされる甲種と、人型でもなく、また知能も低く、やや凶暴
で、えてしてヒトに危害を加えることもある乙種とに区分されている。
警視庁刑事部捜査第六課の巡査部長である26歳の片倉優樹は、見た目は十代半ばの
小柄でおっとりとした雰囲気の少女にしか見えない。ただ、髪の色だけが抜け落ちたみたい
に白髪であるという以外には、いたって普通の少女に見えるが、彼女こそ、世界で二例しか
確認されていないヒトと【怪】の間に生まれた史上稀見る生物学的事例である混血種
ダブルブリッドだった。
ヒトでもなく、アヤカシでもない。
そんな自分に悩みながらも、朗らかな26歳の女性は、六課に出向してきた血気盛んな若者
の疑念や半分【怪】の血をひく自分に対しての敵意を気にとめることなく受け止めていく。
山崎太一朗。
緊急捕縛部隊。対【怪】を目的に創設された警視庁直下の特殊部隊に配属された血気盛んで
真面目であり、健康と体力に恵まれ、反省はしても後悔はしないという短気な青年。
彼は隊長である赤川の命令から、捜査第六課に配属され、片倉優樹の元で二ヶ月間を過ごす
ことになる。
初めは、一見、警察官の自覚に欠ける片倉優樹にあきれ、加えて、【怪】の血をひいてもいる
彼女に対して、疑心や反発感ばかりを覚えながらも、上司である彼女に嫌々ながら付き従う彼
は、しかし、捜査第六課の特殊性から、乙種【怪】による事件が発生しない限りは、限りなくヒマ
であるという状況に辟易する。だが、様々な事件を通して、彼は少しずつ、片倉優樹という女性
に引かれ、上司であり、友人であるという以上の感情を持ち始める。
しかし、ダブルブリッドである片倉優樹は、そんな彼の気持ちに対して……。
片倉優樹の心、そして山崎太一郎の心。
彼と彼女は、次第に大きな変化を迎えていくこととなる。
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