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2003.03.-2004

                        
始めに...
生南のみなさんこんにちは、コーチの中塚です。
僕は今、アメリカの「ロサンジェルス」と言う街に住んで英語の勉強をしながら大好きなサッカーもやってます。  色々な国籍の人とサッカーをしていたら、色々なテクニックが身に付きます。早い人、大きい人、強い人などとプレイすると、考える力も伸びていきます。英語でプレイする時もあれば、スペイン語やイタリア語などでプレイする時もあります。日本では絶対に経験できない事が留学したことで可能になりました。  まだまだ色々な事に可能性がある小学生、中学生たちにこの”海外に出る楽しさ”を伝えてゆきたいと思っています。 どうぞ、よろしく!
                        

最新レポート
Report.17
6/10
帰国直前、

最後のレポート!
こんにちは。遅くなってすみません。今月の末に帰国予定なので、今回が最後になります。
今回の内容は、僕が留学をして思ったこと、学んだことです。

僕が留学して、色々な人と出会い、色々なことを教えてもらえました。サッカーだけではなく、一人の人間としても成長できました。

▼今までの一年と三ヶ月の留学生活で気づいたのが、環境を変えると色々な物を見つけられるということです。色々な人と出会うことで、人間の良い部分と悪い部分を沢山見ることができました。
▼親から離れて生活することで、自分の両親の大切さを実感できました。色々な国の人とサッカーができたおかげで、色々なプレーを見ることができました。もし僕が留学をしていなかったら、この一年三ヶ月の経験はできていませんでした。

少しでも環境を変えることで、少し目線を変えることができます。 目線を変えることによって、今の自分を違う目線で見ることができます。  今の自分を違う目線から見るということは、サッカーでも、これからの人生にもすごく大切なことだとおもいます。だから、これから日本からどんどん海外に出ていく人が増えてほしいです。
生野南の皆さんもこれからもがんばってください。

          

Report.16
5/5
分析力がある人は、サッカーが
上手くなる!
こんにちは。僕の監督が、「分析力がある人は、サッカーが上手くなる」と言ってい
ました。
この「分析力」とは、「人を観る眼」や「観察力」のことです。
人のプレーをよく観察し、自分のプレーにしてしまう能力のことです。
何故、ジダンがあのようなトラップができるのか?
何故、ロナウドはあんなに得点を決めれるのか?
何故、ベッカムはあのようなキックができるのか?
自分より上手い人から技を盗み、それを自分の技にできる人が本当に上手い人です。

自分より上手い人のプレーを見て、そのプレーをイメージしながら何度も何度も繰り返すことによって技を習得できるのです。
その上手い人は、チームメートでも、コーチでも、プロ選手でも誰でも良いのです。
上手い人と一緒にプレーができるのであれば、ぜひ一緒にプレーしてください。
他の人より繰り返して練習をすれば、他の人より上手くなれます。がんばってくださ
い。

          

Report.15
4/6
人間として、とても大切なこと。
こんにちは。遅くなってすみません。今月から一つ上の学年になり、さらにサッカーが上手くなりますね。
▼さて、今回のレポートは、僕がL.A.に来て思い始めたことを伝えたいと思います。時々、「サッカー選手である前に、一人の社会人として成長」という言葉を聞きます。僕は最近、この言葉が「すごくイイ言葉だなぁ。」と思います。
▼僕がアメリカでプレーしているチームはすごく紳士的なチームです。審判には逆らわない。ファールをすれば相手に謝る。けが人がいるなら、そのけが人が相手であってもプレーを止め、助けに行く。試合後は相手や審判に握手をしに行き、お礼を言う。そして練習や試合の前後は、全員でグラウンドのゴミを拾う。
 今まで色々なチームを見てきましたが、ここまで紳士的なチームは見たことがありませんでした。チームメイトの人たちは、サッカーをしていない時でもすごく紳士的です。世界には、サッカーが上手くても、一人の人間として成長していない人がたくさんいます。
▼日本代表のジーコ監督もJリーグでプレーをしていた時、ボールにツバを吐いて退場になったことがあります。そんな人が監督だから、日本代表の合宿で色々な事件が起こるのだといます。当たり前のことが自然にできるようになることが、一人の人間としての成長だと思います。
▼僕もこれから、サッカーも、一人の人間としても成長しなければなりません。生野南やヒーローズの子供たちだけではなく、全世界に子供たちに、一人の人間として成長してほしいと思います。
最後にコーチの皆さんへ。子供は大人の真似をします。選手はコーチや監督の真似をします。選手にやる気になってほしければ、まずコーチや監督の皆さんが自分のやる気を子供たちに見せないといけないと思います。子供たちにサッカーを好きになってほしければ、自分がどれだけサッカーが好きかを子供たちに伝えないといけないと思います。では、皆さんがんばってください。

          

Report.14
3/5
「こども達が楽しく上達できるトレーニング方法を教えて」って頼んだら...
こんにちは。良いトレーニングは色々あるのですが、説明するのは難しいので日本に帰ったら実際に見せて説明させてもらいます。
▼練習内容は説明できませんが、ひとつ大切なことがあります。高校に入るまでに「基礎」をしっかり身に付けておくということです。基礎というのはボールを蹴ることだけではなく、まわりを見たり、受け手のことを考えてパスを出す、などのことを小さい小中学生の間に完璧にしておかないと、高校に入ってから苦労すると思います。近い将来、生野南やヒーローズから全国レベルの高校に進学する人が出てくると思います。レベルの高いサッカーというのは、基礎がしっかりしています。僕も全国大会に出た人たちとサッカーをしていますが、みんな基礎がしっかりしています。そんな人たちも練習の時には、リフティングから始まり、基礎練習をしてから練習に入ります。生野南の皆さんも、「基礎」をしっかり身につけてください。サッカーがより楽しくなりますよ。

          

Report.13
2/4
勝ち負けよりも
もっと大切なこと...
こんにちは。年末年始は試合が多いので、サッカーが得に上手くなる時期ですね。
試合は、自分の力をためす場であり、何かを学ぶ場でもあります。
僕はいつも勝ち負けを気にしません。
試合は勝ち負けより、「何を学んだか」の方が大切だと僕は思います。
僕は去年のリーグで優勝した瞬間、あまり喜べませんでした。
準決勝までは自分の理想に近いサッカーができていたのですが、決勝では上手くいかなかったからです。
準決勝で調子が良すぎたために、決勝で相手チームにマークされてしまいました。
試合中、僕のチームの何人かが相手チームに狙われていましたが、僕以外の人たちは、狙われていても自分の力を発揮していました。
僕は今まで相手チームに狙われることが無かったので、その時の解決方法を見つけることができませんでした。 そして、後半が始まってすぐに交代させられました。
マークをされるということは嬉しいことなのですが、結果が出せなかったので悔しかったす。
その試合で僕が学んだことは、「常に自分の力を100%出せないといけない」ということでした。  チームが勝ったからといって、自分が上手くなったとは限りません

小、中学生の間は、試合は勝ち負けより、「内容」を気にしてください。
これからいっぱい試合があると思いますが、試合中は、いっぱい学んでください。

          

Report.12
2004.
1/6
A Happy 
New Year
明けましておめでとうございます。生野南の皆さん調子はどうですか?あと数ヶ月で進級ですね。進級すると、よりレベルの高いサッカーが出来ます。何事も「より」ということが大切です。そしてサッカーでは、「より速く」、「より強く」、「より正確に」ということが大切です。そして、「より上に」という気持ちを頭に入れておくことが何よりも大切です。小学生の皆さんは、これから中学、高校とレベルが上がっていきます。ただサッカーをするだけではなく、「より上に」という気持ちを持ってサッカーをしてください。そしてどうすれば「より上」にいけるのかを「考えながら」サッカーをしてください。
2004

          

Report.11
12/15
なんと、
優勝しちゃいました!
こんにちは。先週の準決勝を2−0で勝ち、12月13日に決勝戦がありました。決勝戦の相手は、やはり優勝候補のチームでした。結果は2−1で勝ち、L.A.ジャパニーズリーグで優勝することができました。前半中盤に先制ゴールを入れられましたが、前半終了寸前に同点に追いつき、そして後半中盤に決勝ゴールを決め勝つことが出来ました。試合中、レベルの高い人たちと色々な所で色々学ぶことがありました。やはり、上のレベルでサッカーをすると、いっぱい学べます。そのためにも、生野南の選手の皆さんも大会で勝って、より上のチームと戦えるようになってください。

          

Report.10
12/5
サッカーがさらに上手くなる、楽しくなるためのちょこっとアドバイス
こんにちは。コーチのみなさんもがんばっているみたいなので、僕も頑張らないとダメですね。
僕の方は、先週末にリーグ最終節があり、2−2の後半28分に僕がFKを決めて3−2で勝ち、最終節を終えることができました。今週末からチャンピオンシップがあります。年間成績の上位4チームがトーナメント方式で戦います。今週末に準決勝、それに勝てば来週末に決勝です。優勝候補のチームがあり、そのチームには全国大会出場経験者の人がいっぱいいます。そのチームとは決勝まで行かないと戦えないのですが、準決勝に勝って、ぜひそのチームと試合がしたいですね。さて、今回も生野南の選手たちの役に立つかどうか分からないですけど、ひとつアドバイスをしたいと思います。

▼それは、「考えながらサッカーをする」ということです。
ただボールを蹴るだけではなく、どうすればどうなるかを考えながらサッカーをしてください。

僕は最近、「どうすれば良いパスが出せるか」を考えています。
そのためには...

1:ボールを受ける前にグラウンド全体を見て味方の位置を確認する。

2:ボールをトラップする時、足元で止めるのか、大きく前に出すのか考える。

3:パスを出す前に、味方がどういうボールが欲しいのか考える。

4:ボールを蹴る瞬間、しっかりボールの芯に当てることを意識する。


ただ一回のパスを出すだけで、こんなに考えなければなりません。サッカーには、シュート、走る、飛ぶなど、もっと色々な動きがあります。そしてもっと上のレベルになると、もっと考えることが多くなります。いきなり一度にいっぱい考えるのは難しいと思います。まずは「考えながらサッカーをする」ということを意識してくださ
い。
▼最後にコーチの皆さんに一言、これは僕のコーチの言葉です。→ 選手に最初から「答え」を教えないでください。まず最初に選手自身に考えさせてください。選手たちから聞かれた時に「答え」を教えてあげてください。「答え」ばかり教えると、「考える力」が伸びません。まず最初に「考えながらサッカーをする」ということを子供たちに教えてあげてください。

          

Report.9
11/1
あ、大学を探すの、
忘れてた...
先月のリーグ戦のお話の続きです。
▼日本人リーグはファーストステージとセカンドステージに分かれていて、両方の優勝チームと2位チームがプレーオフで総合優勝をかけて戦います。僕のチームはファーストステージで優勝したので、プレーオフに出れることになっています。システムはJリーグと同じですね。

▼アメリカンリーグは年間35試合を10ヶ月かけて行われます。Jリーグとは違い、ファーストステージとセカンドステージに分かれていません。このリーグはセリエAや、プレミアリーグと同じシステムです。このチームも去年のアメリカンリーグで優勝したチームです。

▼日本人リーグのチームのメンバーに、鹿児島実業の卒業生や、滝川第二の卒業生、グランパスの入団テストで最終選考までいった人などがいます。その人たちが主力ですが、みんなスゴイ人ばかりです。その人たちは、サッカーが上手いというより、サッカーを知っているといった感じです。コツをしっているとも言えますね。その人達からサッカーを教わってい
る最中です。

▼早く生野南の小学生やコーチの人たちとサッカーがしたいです。冬に帰るつもりだったのですが、大学を探さないといけないので帰れなくなりました。また一緒にプレーできるのを楽しみにしています。

          

Report.8
10/2
得意なプレーを
手に入れよう!
こんにちは。先日の土曜に日本人リーグで、日曜日にアメリカンリーグで初めて公式戦をしました。日本人リーグでは先発で出場させてもらえ、アメリカンリーグでは途中から出せてもらえました。
▼結果は、日本人リーグでは、2−0で勝てましたが、アメリカンリーグでは9−3で負けてしまいました。今までのサッカーをしてきて、ここまで点差をつけられたことは無かったです。やっぱりアメリカ人は大きいですね。一対一になると少し恐いです。気持ちで負けないようにしているつもりでしたが、試合になると負けていました。

▼これからもっと試合をして、精神的にも肉体的にも大きくならないといけないですね。個人の結果としては、両方の試合でFKを一本づつ決めることができました。FKが決まった時、気持ちが前向きになり、一対一で勝負してドリブルで抜くができました。得意なプレーを持っていると、すごい武器になります。

▼練習や試合で困った時、得意なプレーを持っているだけで全然違うと思います。今回の試合も学ぶことが沢山ありました。生野南の選手たちも、一つでも二つでもいいので得意なプレーを見つけてください。いつか役に立つ時が来ます。

          

Report.7
9/19
アメリカン・リーグ
に参加できそう
です!
こんにちは。レポート、遅くなってすみません。
 ロサンゼルスには国籍で分かれて行われるリーグがあり、日本人リーグとアメリカンリーグに参加できることになりました。アメリカンリーグのチームではまだ練習も試合もしたことがないですが、外国人枠で登録させてもらえることになりました。日本人リーグのチームでは、まだ試合はしていないのですが練習に参加させてもらいました。フランスの2部リーグでプレーしていたフランス人がチームにいて、すごくレベルの高いサッカーができそうで楽しみです。来週の週末に公式戦があり、そこでアメリカで初めての公式戦が出来そうです。その結果はまた送らせてもらいます。

          

Report.6
8/15
生まれた国に
よって人々の気性が
違うってこと
こっちの気候は日本より気温が高いですが、ジメジメしていないのでとても気持ちがイイです。
先週、僕が一緒にサッカーをせてもらっている日本人のチームとメキシコ人のチーム
で試合をしました。やっぱり南米の人は体が大きいです。背の小さい人もいました
が、その人はめちゃくちゃ足が速かったです。アジア人と外人の身体能力の違いを感
じました。でも、怒りやすいという欠点がありました。前半はメキシコ人チームの
ペースだったのですが、後半はゆっくりパスでつないでメキシコ人チームをイライラ
させる作戦にしました。そうすると、メキシコ人チームのプレーが荒くなり、こっち
のペースで試合を進めることができました。試合は引き分けでしたが、とても頭を
使った試合でした。やっぱり色々な人とサッカーをすることは楽しいです。また試合
をしたら、その報告をします。

          

Report.5
6/4
僕が留学しようと
思った理由
僕が留学した理由は、世界の人と話をしてみたいと思ったからです。まず英語をマスターして、次はスペイン語を勉強したいと思っています。スペイン語も少しづつですが勉強し始めています。僕がまだ日本にいた時、何回か外国の方とサッカーをしました。その時は全く英語が喋れず、アイコンタクトだけでプレーしました。それだけでもすごく楽しかったのですが、「言葉が通じたらもっと面白いんじゃないかな。」と思い、英語を勉強し始めました。そして高校で英語を勉強している間に留学することを決めました。

          

Report.4
5/10
ちょっと最近、
思うこと...
安原監督や、コーチの皆さん、保護者の皆さんには本当に悪いと思っています。色々とお世話していただいて可愛がってもらっていたのに、何もできずに留学してしまいました。しかも人数の少ない時期に。皆さんのおかげですごく楽しくサッカーができ、サッカー以外の事も色々と学ばせてもらえました。今、アメリカでもサッカーが出来ているのは、皆さんとサッカーを通じて知り合い、楽しい時間を過ごせ、サッカーをする楽しさと喜びを感じることが出来たからだと思います。皆さんにはすごく感謝しています。そしてこれからも足が動かなくなるまでサッカーを続けるつもりですが、日本に帰った時、また一緒にサッカーが出来ればイイなと思います。次に会う時は、コーチの皆さんに負けないようにアメリカで頑張って上手くなるつもりです。 コーチの皆さんも、今以上に上手くなっていて欲しいです。  (←それは絶対、ムリ! by安原)

          

Report.3
5/5
人との出会い
こんにちは。社会人トーナメントはどうでしたか?最近、僕はこちらであまり満足がいくほどサッカーができていません。レベルの高いサッカーチームの練習は時々しか参加できないので、今は週に一回か二回しかできていません。
でも時々すごい人に出会ったりします。帝京高校の卒業生の人が草サッカーのチームに来てくれて、一緒にプレーすることができました。その人は全国大会にレギュラーで出場していた人で、少しだけJ2でプレーしてたそうです。その人とプレーをしている時、レベルの違いを感じました。他にも上手い人がいっぱいいます。そんな人達には技術や体力で負けていても、気持ちで負けないようにしています。生野南の選手たちも、背が高い選手や足が速い選手が相手でも、気持ちで負けないようにしてほしいと思います。

          

Report.2
ロス到着後、
しばらくしてから....
先日、例のチームの練習に参加させてもらえました。その日はサッカーをして、その後にバーベキューをしました。僕以外の人は楽しそうにプレーをしていましたが、僕は付いていくのが精一杯でした。大変でしたが、とても楽しかったです。僕は時々、サッカーをしている最中に「幸せだなあ。」とか「楽しいなあ。」と思う時があります。日本では、あまり思う機会が無かったのですが、こっちに来てからは毎日の様に思います。アメリカは土地が安いし気候が良いので、 プロが使う様な芝の綺麗なグラウンドでサッカーができます。そんなグラウンドで、海外の人たちとプレーした時は本当に幸せで、「サッカーをしていて良かった。」と思います。将来、生野南やヒーローズの中から、海外でサッカーをする子が増えて欲しいです。

          

Report.1
2003.03〜
アメリカへと旅立つ、その直前に...
関西国際空港の中でリフティングをしていたら、アメリカでサッカーのチーム監督をしている人が声をかけてきて、そのチームの練習に参加させてもらえることになりました。まだそのチームの練習に参加していないので、どれくらいレベルが高いのかわからないですが、常に全力を出して練習に付いていきたいと思います。今は草サッカーのチームでサッカーをしていますが、草サッカーも結構おもしろいですよ!                


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