プチブライスのカスタム記録
※このページには人形の解体写真が有ります。
※カスタムは自己責任で行ってください。怪我、人形の損傷等いかなる問題についても私は責任をとれません。

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私だってホーやベルメヌ、ピヨが欲しいよ。でも高いし、もし手に入れてももったいなくて遊べない。
(というより、遊ばせたくないと思う幼児持ち)
でもプチブライスにはカスタムという方法があるじゃないか!自分用に好きに作っちまえばいいんだよ。
……という不純かつケチくさい理由によるカスタムです。

素体(トイ○らスで500円で投売りされていたプチさん達)
■オールゴールドインワン

目も体も動かない旧型。
首だけ回る。
頭にキーチェーン付き。

■トータリータータン

スリープアイに可動ボディ。
目は緑色。
洋服から色移りするので肩の辺りがビニールでカバーされている。
が、両肩色移り有り。
あかんがな。

道具
精密ドライバーセット
普通のカッターナイフ
はさみ
先が平らなピンセット
綿棒
Mr.カラーうすめ液(小)(ボークス)
1000番紙やすり(百均)
造形村スポンジペーパー#800〜1000(ボークス)
メラミンフォーム
アクリル絵の具(百均)

ドルフィー植毛ヘアー(ボークス)
ミシン針用糸通し(百均)
刺繍針
接着剤

家にあるものなんでも使用、なんでも代用。

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旧型解体
(ペンチ)

とりあえず頭にささったキーチェーン金具をペンチでねじりとってみる。
髪の毛が金具にからまってブチブチ切れた……ゴメン。

(紙コップ・カッターナイフ)

頭の接着剤はお湯にしばらくつけておくと取れるそうなので、紙コップに推定50度位のお湯を入れて頭部をつけこむ。
しかし気の短い私に10分程様子を見ることは無理であった。3分で取り出し。
はがれそうにない。

次にカッターで切り離すことにするが、お湯で半端にやわらかくなった頭皮は切り難かった。
カッターで切開する場合、顔の素材のほうが固いのでそちらに沿うようにしてカッターの刃をすすめると良いみたい。

とりあえず頭皮分離完了。
小さく見えるのは、キーチェーン金具のネジを受けていた部品。
頭を切ってから金具をとっても(とったほうが)いいんだな。
(+ドライバー・カッターナイフ)

後頭部のネジを取り、前後に分けると解体完了。
左の上からアイ・顔前部・ボディ、右の上からチラッと見えてるのがネジ受け部品・顔と頭の間にある蓋のような部品・顔後部。

顔の前後は左側の耳上からの接着がきびしいようで、カッターを入れつつ最後はねじるようにしたら外れた。

アイは瞳の部分はレンズ状の部品が入っていて、小さなマイナスドライバー等で取り出せる。(傷つき注意)
塗りなおしてアイカラーチェンジもいいし、新型ともレンズの交換が出来た。

ためしに6mmのドールアイを顔面部に入れてみたら、ものすごく不気味だった…。10mmドールアイサイズだもんね……。

  旧型ボディだと着せ替えがしにくく座らせることが出来ないので、またキーチェーンをつけてキーホルダーになってもらう。
再開頭することがあるかもしれないので、頭皮と顔面部の間にゴムをかけてポイント接着しておく。

写真とらなきゃ。

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新型解体
(カッターナイフ・ピンセット)

いきなり開いてますが、旧型と同じくカッターで切り離し後。
右下の蓋のような部品を取るときに、アイを傷つけないように注意。
この子は顔面の左の接着うんぬんよりまず……後頭部のネジがとれん!
最後にはネジ山がバカになったので顔面の前後分離は諦める。

アイは左右の突起で顔横の凹にはめ込まれているようだったので、無理矢理アイの真中をたわませて力任せに取り外す。(※カスタムは自己責任。折れても知りません。)

(-ドライバー)

アイのレンズをはずす。
ここにも少し接着剤が使われており、左眼をはずすのには苦労して、レンズに傷がついた。

傷なんか磨けば消えるわー!とヤスリで削るが傷が深くなかなか消えなかった……。

(アクリル絵の具・油性マジック)

レンズの裏面にアクリル絵の具の青でペイント、その上から油性マジックで黒丸とふちも黒く塗ってみた。

アイに戻してみたら、なんか目が奥に。傷消しの為にヤスリすぎたか!
レンズの下に緑の厚紙を入れて調整。キラ目等もいいが、この小ささで見えるかどうか。

こそこそと目蓋と白目の間に油性マジックで黒ラインを書いておいた。ウフフフ

  (うすめ液・綿棒・スポンジペーパー・メラミンフォーム)

うすめ液でメイク消し後、スポンジペーパーで削り、メラミンフォーム仕上げでツヤ消し顔に。
アイの白目部分は爪みがきのツヤ出し面で磨いておいた。

足を動かすと下着の塗料がポロポロでてくるのが気になってたので、ついでにヤスリで落とす。
ついでのついでに靴ペイントも落とし、素っ裸に。

肩の色移りが取れないものかと、どこかで読んだカビキラーを使用してみる。
そうしたら見事に! 体にヒビが入った。
表面がうすくめくれる感じにヒビが入って、色移り自体はどうにもなりまへん。


(アクリル絵の具・筆)

自由に化粧(ペイント)を。

(ピンセット)

アイを顔に(力任せに)戻し、様子を見てみる。
うん、なかなかいいじゃないか……ってスリープアイにならないし。レンズがひっかかってるし。

アイを外し厚紙を薄くして戻す。
戻すという作業がまつげにダメージを与えやすいので、まつげ貼り付けはアイを顔に戻してから行ったほうがよさそう。
いや、顔面が前後に分かれれば問題ないのか。

(はさみ・ピンセット)

はさみで髪を根元からカットし、裏側からピンセットで残った毛を取り除く。
頭皮のペイントをうすめ液等で除去し、新しい髪色に合わせてペイントしておく。のが理想。

今回ペイントそのままで植毛開始。

(植毛用ヘア・糸通し・刺繍針)

超ロングにするつもりはないので、一袋1mのを四等分にカット。
初めてなのでとりあえず元の髪型にするべく、頭に開いた穴に忠実に植毛していく。

まず鎖編み方式でスタートしたがどうも合わないので玉結び方式に変えることに。
四等分にカットしていた髪の束の両端を15〜20本くらいで玉結びにしていく。
両端とも全部結べたら、真中をざっくりとはさみでカット。
それを刺繍針に糸通しで通し、頭の内側から表に渡していく。
元の穴というガイドがあるので楽だが、とにかく力が必要で指の痛くなる作業。
ラジオペンチが見つからなかったのでずーっと手作業だったが、今度は絶対ペンチでやる。

ボークスに植毛用針というのがあったが楽なのかな。ぬいぐるみ針でも探してみるかな。

最初にカットした髪が二束以上余ってしまった。つまり半分も使っていない。
結んでる髪型の人形って中のほう植毛されてないしね……。

(接着剤)

植毛が終わり、本体に接着。きちんと透明になると明記されている接着剤が無難、というか一番。



トータリータータンが元でツーテールだけど、ストレートであっさり風味。
前髪がうまく出せなかったので、ピヨ目指してリベンジしたい。

どうも首周りや股関節がゆるくてグラグラする子だけど(股関節は下着ペイント落とした私が悪いかもしれない)やっぱりとても可愛く思える。
完成後即犬置いて写真なんかとってみたが、髪にリボンくらい飾ってやるんだったぁぁぁ!

どうもナイキコスプレさせたくてたまらんので緑か黄色の布があったら作るかも。

 

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