ベーシックシフォンケーキの作り方
材料と焼く時間(各1個分) | ||
17cm | 20cm | |
卵黄生地 | ||
卵黄(M) | 3個分 | 6個分 |
牛乳 | 65cc | 110cc |
サラダ油 | 55cc | 90cc |
薄力粉 | 70g | 120g |
メレンゲ | ||
卵白(M) | 145g(4個分) | 240g(6〜7個分) |
グラニュー糖 | 60g | 100g |
焼く時間(180℃) | 27分 | 30分 |
※表では卵白の個数ものせてあるが、卵は大きさで重さが異なるため卵白の重さは必ずはかる事。
※各材料は必ずはかって使用する事。微妙な量の違いでも仕上がりに差が出る。
※焼く温度・時間は、オーブンによって違うので注意する。
準備
1、オーブンを180℃にセットする。(温度・時間はあくまでも目安)
同じ温度でも電気の方がガスより火力の弱い機種が多い。
焼きムラのあるオーブンは、焼いている途中でケーキを移動し、全体にムラの出ないように焼き色をつける。
2、卵黄と卵白に分ける。 卵は冷蔵庫から出したばかりの冷えたものを使う。
3、浅い大きなボールに卵黄を、ミキシングボールに卵白を分けて入れる。
ボールは油がついていると泡立たないのでよく洗ってから使う。
卵黄生地
1、卵黄を泡立て器でよくほぐす。
2、牛乳を少しずつ加えながら、よく混ぜる。
3、サラダ油も同じように加えながら、少し白っぽくなるまで混ぜる。
4、ストレーナーで、やや高めの位置から薄力粉をふるいながら一度に加える。
(空気を含むと混ぜやすくなる。)
5、粉がよく混ざるまで泡立て器でぐるぐる混ぜる。
生地のかたさは、ホットケーキとクレープの中間くらいが最適。
メレンゲ
1、卵白にグラニュー糖の1/3を加え、ハンドミキサーの「強」で泡立てる。
卵白は10℃が一番泡立つので、夏場は必ず冷水で冷やしながら泡立てる。
2、表面に1cmくらいの泡が立ってきたら、グラニュー糖の残りの半分を加え、引き続きしっかり混ぜる。
3、角がピンと立ってくるまで混ぜたら、残りのグラニュー糖を加えて、さらにしっかり泡立てる。
4、つやつやしたメレンゲが出来る。
卵白を泡立てる時間は、ハンドミキサーで8〜10分くらいが目安。
泡立て器の場合は、ハンドミキサーの2倍くらいの時間がかかる。
5、かたい角が立ち、ボールを逆さにしても落ちないくらいが良い。
焼く準備
1、仕上がった卵黄生地の中にメレンゲの1/3を加える。
2、泡立て器でぐるぐる回しながら、しっかりと混ぜ合わせる。
3、残りのメレンゲの半分を加え、さらによく混ぜる。
4、最後に残ったメレンゲを入れる。
上の部分だけで、メレンゲが見えなくなるまで軽く混ぜる。
メレンゲが下に入り込むとメレンゲが残っているかどうかわからなくなるので。
5、ボールの底から全体を軽く混ぜる。
メレンゲの白い部分が残っていないかどうか確かめることが大切。
6、もう一度メレンゲのついていないゴムべらでボールの底からさっくりと全体を混ぜ合わせる。
メレンゲのかたまりが残っているなら、その部分だけを混ぜるようにする。
あまり全体を混ぜすぎないように注意する。
7、型にはなにも塗らない。
生地をやや高めの位置から型に流し入れる。大きな空気が抜けるので生地に穴が出来にくい。
生地を流し入れるとき2〜3カ所分けて入れると同じ高さにきれいに焼ける。
ボールに残った最後の生地は膨らみが悪いので、1カ所に偏らないように分散させて入れる。
8、焼き上がりの側面をきれいに仕上げるため、ゴムべらで表面の生地を側面につける。
焼き上げ
1、180℃にあたためておいたオーブンで、表の時間を目安に焼く。
生地が型から2〜3cm高く膨らみ、きれいな焼き色がついてきたら取り出す。
天板より網を使った方が均一に早く焼ける。
2、焼き上がったらすぐに逆さにする。
すぐに逆さにしないと膨らみが沈む。
ケーキ型の筒を高さにのある台にのせ、完全にさます。台は高さがあれば何を使ってもいい。
3、竹串またはパレットナイフを生地と型の間に差し込み、少しずつ上下に動かしながら、ていねいに側面をはずす。
中心の筒周りも竹串で同じようにはずす。
4、逆さにして型からはずす。
5、中心の筒を持ち、底にパレットナイフを差し込んで、ゆっくり回しながらていねいにはずす。
6、筒を外すと出来上がり。