第五章 日本海(その2)


二度目の小チヌ爆釣を狙って、またまた日本海へ出かけました。

途中でク−ラ−の把手が壊れるというアクシデントにもめげずに!

前と同様の、筏ポイント争奪戦の後、あたりを待ちますが全く無し。

お隣では、浮き釣りでなにやら釣っています。それもおもしろいように

次々と釣り上げています。

後で聞いたところに依ると「あいご」という魚でした。

こちらはと言えば、全くダメで、やっとあたりが来たと思ったら

「マッチ箱」の様なチヌばっかり。今年生まれたばかりの、赤ちゃんチヌです。

頑張って餌を、仕掛をポイントをいくら替えても「赤ちゃんチヌ」ばっかりで

さすがにリリ−スするしかありません。

一度ずっしりと重みがあるわりには、締め込みが全くなくぴくぴくしている事があり

「変だな」と思って引き上げてみると、誰かが落とした竿受けに小チヌが絡まって・・

なんて事もありました。

「ここは、チヌを釣るような場所と違うで!ここはあいご釣りか、浮き釣りに来るところやで」

なんて説教されました。

まぁ!今日はいいか。チヌを大切にしておこうと早々に引き上げました。

「いいさ!今日はチヌ
愛護さ」なんてしゃれてましたっけ


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