出張や旅行でふと見つけた・・・「これが日本じゃ!」という景色を集めました。
しばし、旅情にひたっては・・・如何?
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ノ−ベル賞が
見えますか?![]()
高山線「猪谷」駅 : 「いのたに」って読みます。
猪谷駅から奥飛騨温泉口駅まで「神岡鉄道」が走っている。
数年前までは、無人駅じゃなかった。それが今では・・・合理化も淋しい気がする。
途中に「神岡鉱山」という駅があり、神岡鉱山駅前には「神岡鉱山」と言う鉱山がある。
(あの、イタイイタイ病の神通川上流の川もある)その鉱山の地下 ?m に、小柴博士で有名な「ス−パ−カミオカンデ」がある。
「ニュ−トリノ」ってご存じ?
「ニュ−トリノ」とは、素粒子の一種で、運動速度は「光りより早い」と言われています。
「光より早」くはあり得ないって?・・・・それは解りませんよ!今まで発見や実証がされていないだけです。
ほんの数十年前までは「音より早い物は「無い」と考えられていましたし、
(第二次世界大戦後、ジェットエンジンが開発され音速の壁を越えた・・・事はご存じですね)ヒマラヤに囲まれた地域に住んでいる人達に「地球は丸い」って言っても信じてもらえません。
(ヒマラヤ越えは大変な事ですし、外界は見た事ないので・・・・?)人は「見た事無い」のはなかなか信じられませんよね。
素粒子って?
物質を構成している分子から原子へ 、 更に原子核へとたどっていくと「陽子」「中性子」となる。
「陽子」「中性子」の違いは電荷を帯びているか帯びていないか。
原子核の中で「陽子」と「中性子」を区別することは難しく、間を更に小さな「帯電した粒子」が
行き来していて、その「帯電した粒子」と一緒になっている時は「陽子」。
一緒になっていない時は「中性子」となっているのでは無いか?
と言った理論が「素粒子理論」。これは確か湯川博士が立てた理論で、この素粒子の大きさを
博士の名にちなんで「1Y」(1 ゆかわ と読む)と言う単位で表す。とココまでが教科書に載っていた話。
この「素粒子理論」から、光の持っている「波」と「粒子」の性質より、「光の粒子よりもっと早い」粒子が
ありそうだ、それを「ニュ−トリノ」と呼ぼう。となってこの「ニュ−トリノ」探しがはじまった。
この「ニュ−トリノ」は原子間を行き来する「素粒子」で、光より早いために探すのが大変。
地球なんぞあっという間に貫通してどっかへ行ってしまう。
そこで考え出されたのが、地球の外気の影響を受けづらい鉱山の地下に純水の水槽をつくっての
「ニュ−トリノ」探し。
宇宙より(太陽光のために主に太陽から)降り注ぐ「ニュ−トリノ」を捕まえようとして、
神岡鉱山の地下に巨大な水槽「ス−パ−カミオカンデ」を作った。
宇宙から飛来した「ニュ−トリノ」が地下の巨大水槽内を通過する時、水の分子にぶつかって発光(?)する。
ある粒子が地球大気に突入してからこの「ス−パ−カミオカンデ」に達するまでの時間を計測し
それが「光の速度」より早ければ、それこそ「ニュ−トリノ」と言うわけ。
その研究の成果で小柴先生が「ノ−ベル賞」を受賞された。
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