釣友から聞いた新しいポイント。
川沿いの、海への合流ポイント付近で「爆釣」とのいささかオ−バ−な
情報を得、早速調査のための釣行へ(*^_^*)。
・・・・本当に川沿いでした。
公園のはじっこになっていて、遊歩道があり、ご丁寧に
柵までちゃんとあります。
水深は浅く3mそこそこ。
「本当に釣れるんかいな?」と思いながら準備をして
探り始めます。
・・いきなり「ガツン」と来ました。
オッ、何や??
カニが半分かじられて上がって来ました。
・・チヌではありません。
チヌならカニがつぶされているか、カニが無くなっているかですので。
「なんや、餌取りやん・・それにしても何がおるんや」
水面をのぞくと、小魚の群れが回遊しています。
「あれか?」(T_T)???
まぁいいか、全くアタリがないよりましやわ。
カニがすぐに無くなって餌取りでも良いから
「釣り上げたるねん」という気持ちになったとき
合わせたとたんにググッ−と竿がしなりました。
「おっ−!これはチヌや」
グングン潜り込みますが・・・・何やら小さい予感が・・
すぐに上がってきたのは、子チヌでした。
これは、放流サイズやなと思ったとたん、思いが通じたのか
バレました。
「いくら子チヌでもバラしたらあかんな?」
チヌが居ることが判りましたので気を取り直して、
先ほどの兄貴分を狙いにかかります。
でも・・・公園の遊歩道の事ですから、
「何が釣れるんですか?」
「何か釣れますか?」とうるさいことなんの。
無視もできませんので適当に返事をしますが
なかなか集中できません。
「せっかくの至福の時間を・・かなわんなぁ」
と探っているうちに今度こそ、まともに当たりました。
引き込み方が今までと違います。
久々の締め込みで体中が沸き立ちます。
「おっしゃ・・お久やん・・・ええ子やから上がっといで・・」
と引き上げてタモに入れたのは
38cmの立派なチヌでした。
「あっ、チヌや!ほら、アレ見てみ、チヌや・・」
と小さな子供を連れた家族連れが寄って来ました。
「えっっ、チヌですね・・(^_^;)38cmありますよ・・」
計量したあとは、家族連れにたっぷりご覧頂いて
「さぁ・・もう良いかな放流しますんで」
・・・えっ何?。持って帰らないのって?・・
だって、この上流の直ぐの所に川の浄化施設ってのがあって・・
何やら持って帰っても食べる気がしない。
それからもしばらく家族連れは、じっとこちらを見ていて
2匹目のチヌを期待していましたが。
観客に期待されるほどに釣れないものでして。
用意したカニの無くなったのと同時に引き上げてきました。
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