第一話   こんな外道なら大歓迎(*^_^*)


ゴ−ルデンウィ−クの真ん中に2日間も出勤し、魚釣りもままならない作者はイ〜ライラ!

ならば、連休明けに釣りしながらバ−ベキュ−でも・・と企むも雨のためお流れに m(_ _)m

それならばとばかりに、釣りに関してはしつっこい作者は天候に左右されない本来の

「落とし込み」へと出かけました。

 でも最近は集中力と忍耐がとぎれがちで、直ぐに飽きてしまい、釣り場で遊び出すか

寝てしまいます。(^^;)

せっかくの釣りなのに遊んだり寝たりしてはもったいないと、餌にいつもの蟹のほかに

「青虫」を\500追加しておきました。

(この青虫のおかげでとんでもない物をつり上げる事になりますが、その時は???です)

いつもの渡船で渡して頂くのは、3〜4年前に胴付仕掛けで、ストリンガ−付きの

マダイをつり上げた例の波止。

 長らく落とし込みはご無沙汰でしたので、仕掛けもその場で作り直し、丁寧に探ります。

予測通り2時間ほどで飽きてしまい、胴付仕掛けのガシラ狙いに転向です。

なかなかアタリが無く波止のあっちこっちを探っていた時です・・・・・

3.6mの竿の方(落とし込み用ではなく、投げ用の竿を胴付仕掛けに使っています)に

すんごいアタリが出ました。

ゆうに50cmはガツンとしゃくられました。

「おっ・・」と合わせますが、いきなり軽くなります

「チェッ、バラしたがな・・」とスピニングリ−ルを巻こうとして

「えっ・・リ−ルのガイドが外れただけや!まだバレて無いかもしれん」と

体勢を立て直してゆっくりと巻き上げますと・・・・ビクッと確かな手応え

「おっしゃ・・こりゃあ頂きや」・・・・(^o^)

巻き上げる途中で何度もガツン・・ガツン・・・と引きがあり、焦ります

「落とし込み用のラインと違うからなぁ・・胴付仕掛けの1.5号やからなぁ

 いつ切れるか分からんで・・・それにしても何かな・・・左右に走りよるし

 引きが案外弱い・・チヌや無い。・・青虫にかかったからセイゴか?・・・

 あれ赤いで???・・・・また、真鯛か?・・・いや違う・・あれは・・・・

 コブ鯛や!(@_@) それもでかい! タモや!タモで無いと上がらん・・・

 あぁぁぁぁ・・・」

まさか胴付でタモは使わないだろうと、タモは縮めてク−ラ−の隣に、

「ここからは約5mあるやん。3〜4年前のストリンガ−付きの真鯛を釣り上げた

のと同じ状況やん」

焦りましたが仕方ない「やるしかない」と覚悟を決めて

リ−ルのガイドをはずし一気にラインを出してタモのところに走ります。

タモを鷲掴みにしたあとはできるだけ早く戻って、再びラインを巻き上げました。

「頼むで!逃げてくれるなよ」・・・・ラインが張った時・・ビクッとまたしても

手応えが(^_^)

「よぉぉぉし・・・イイい子や・・・もうじき上げたるで」

タモさえ持てば、チヌ釣り師です。

このサイズの扱い方は心得ています。胴付仕掛け用のラインという事を

ちょっと気遣えば良いだけのこと。そして無事にタモインです。

「ほほぅ・・・でかいやん」

測ってみると40cmありました、一応ストリンガ−につけてキ−プです。

何年か前(10年以上前)に淡路の波止で青虫を餌にコブ鯛らしき巨大魚を掛けて

バラした事があります。

波止の釣りはこんなのがたまに釣れると聞いたことがありますがまさか、

自分で経験するとは。

その後胴付仕掛けで21cmの鰈を1枚とガシラを2匹追加しましたが、

風があまりにも強くなり納竿のやむなきに至りました。

今日は、母の日我が家は外食の予定ですので、我が母親に

「天然物やで・・・それも昼網やし」といってプレゼントしようと思ってます。


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