釣り場を求めて


一般の人に荒らされた大切な釣り場(ポイント)。
ダンゴ、ルア−釣りの人にも我慢していたが、一般の人が入ってくるとなると
話は別!・・・・
一般の人って?・・・

漁師じゃあるまいし、おまえも一般の人の部類だろうって?
確かに漁師ではないが・・・・でも 「釣れた」ではなく
「釣り」に行っているつもり。

どう違うのか?・・・・って?

釣りを始めると、とにかく竿と餌を持って波止へ・・サビキが一番手頃だろうか。
それから投げ釣りをしたり、胴突き仕掛けも良いかもしれない。
 お孫連れのお爺ちゃんや。家族連れがパラソルやテ−ブルを持って、
なんてお方もおられる。
ペットのワンちゃんの参加も・・Good!で「家族サ−ビス/行楽の目的」に
「釣り」だ。人に教えてもらいながら、餌を投入し「釣れた」ら大喜び。

それから、少し凝って熱が入ってくると・・・・・
「釣れた」ではなく
「釣る」になる。

季節・仕掛け・餌に工夫を凝らして目的の魚を「釣る」ためにでかける。

サビキ釣りのアジ・鰯でも季節や時合い、場所を考えて出かけるとなると
「釣る」方だろう。

鰈やキスを「釣る」ために投げ釣りだ。
そのために仕掛けや餌、場所や時合いを考えて・・・なんてのは結構楽しい。
ガシラやアブラメ、メバルを狙って穴釣りも良いかもしれない。


波止場や沿岸からの釣りは結構楽しい。

更にエスカレ−トすると、投げ釣りでは届かない沖へ
ゴムボ−トで出てみたり、一文字に渡ったりなんてする。

さらには、渡船の渡しを利用したり、プロの船長さんの乗り合い船で沖釣り・・・

なんて、どんどんエスカレ−トする方もおいでだろう。

まあ、渡船で渡してもらっての釣りとなると、「釣りキチ」の仲間入りか?釣り師か?
小生の場合、この「釣りキチ」の仲間入りのつもり。
それで、会社を休んでまで「チヌ」を求めて釣行する。
(^^;)

それが、今シ−ズンは勝手が違った・・・いや! 多いに違った。

大切に思っていたポイントが整備され「○○埠頭」になって、
「釣りキチ」予備軍の一般の釣り人達に占拠されているとは。

会社は、敷地の一部を公に売却したらしい。
こんなに、周りでごちゃごちゃとやられたんじゃ、落ち着いて
「落とし込み」なんて出来やしない。
チヌも嫌がって逃げ出すだろう。

その「大切ポイント」は探る場所が広く会社の構内、例の船着き場にもつながっている。
「もしや」と思って其処まで移動してみると、
豈図らんや(弟叱らんや)・・・


其処にも、ちらほらと・・・・・
こりゃあカビみたいに何処までも浸食(繁殖かな?)しよるで!

ある日、長年通った例の船着き場に歩いて行こうとすると、会社の警備の方におん出された。
いつもは、ニヤニヤ笑ってお見逃し・・

「どや?釣れたか?」・・なんてお言葉もあったのに

厳しい目で・・「構内は釣りは禁止ですから、あちらのテトラへ」・・

なんてつれない(釣れない)お言葉
どうやら、一般の人が入ってこない様に厳しくなったらしい。
ココもダメだとすると・・・これは厳しい事になった。

初心者の頃に戻って○○波止へとも思ったが・・・
どうも悔しい。
それで、しばらくは他の釣りをする事にして様子見にした。
シ−ズンの5〜8月を棒に振って 
_(_^_)_

まあ、こんなシ−ズンもあるか?来年 又 釣れるようになるわい!
と、たかをくくってアブラメ、ガシラ、鰯釣りに専念した。

その後の9月の釣行。
気分一新で○○波止へ。
・・そう、初心に戻って楽しむつもり。釣果は気にしない事にして。

その釣行禄は、すでに掲載していますので省略しますが・・・

まだまだ頑張れそうです。

釣り場を求めて、巡り巡って元の位置でした。


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