開場早々、元バブルガムブラザーズのギタリストで現在ロンドンでバスキングとしてご活躍されている土門さんが
試奏に訪れてくださいました。
ネックの形状や出音についても色々とご指摘、アドバイスを頂きました。
それよりもなによりも土門さんに弾いて頂けている事が夢のようで開始早々テンション急上昇!
ギターに対しても良いご意見も頂けて、まさに感動の二文字でした。

土門さん、本当にありがとうございました!

東京ハンドクラフトギターフェス2012

2012年5月19日(土)20日(日)の2日間、製作仲間のMatsuさんのご厚意でTHGF(東京ハンドクラフトギターフェス)へ
出展参加させて頂きました。
このような展示会への出展は2005年の大阪でのアコースティックギターフェス以来です。
不慣れな東京ということもあり、沢山の不安を抱えての出展となりました。

お気楽な気持ちで参加させて頂いたのですが、それは大間違いでした。
今までの自分のギターに対する姿勢を正された、というか、目を覚まさせられた?と言いますか。
実際には嬉しい出来事がたくさんあったのです。
でも「アマチュアだからこんなもんだ」という甘えた考えを持った自分が恥ずかしく感じました。
多くの方が私のギターを「いいですね」と言ってくださいました。
私のギターは趣味で作った箱ではなく、ギターとして認識して頂けた訳です。
そんなことは当たり前の事ですが、まさにこの部分が意識のすれ違った部分であったのです。
なんのこっちゃ・・・
いままで趣味の製作、と言いながらも製作したギターはすべて対価を頂き提供させて頂いてきた訳です。
オーダーをいただき、製作させていただく事もしばしば。
いつまでも趣味の製作を言い訳にアマチュア風吹かせて甘えてちゃいけないと気付かされたというか・・・
ともかく、『ギターが作れます』じゃなく人に弾いて頂く以上『良いギターを作ります』でないとダメなんだと感じ訳

です。

という訳で、このTHGFを起点としてMiwaGuitarsは気持ちを入れ替えて製作させて頂きます。
(さらになんのこっちゃ!!)

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東京へ旅立つ前のModel-Gattoです。
製作仲間のMatsuさん(松ギター堂)へお見せする以上恥ずかしいものは作れない!
このようなプレッシャーの中日々製作に打ち込んで参りましたので旅立ちの前にも綺麗にポリッシング。
また鯉のインレイで有名なオラクルギターの輝カンパニー様とも同ブース!マジでか!プロの方じゃん!です。
そのような方と同じブースにおいて頂く以上綺麗にしておかなくちゃいけません。
また、まだお会いしたことのない共同出展のShinさんとの対面も緊張です。

この時点で思っていたこと。それは『オラクルさんの真横に並べるのは怖い!』でした。

プロギタリストの中野幸一さんにも試奏していただきました。
弾きやすさと出音のバランスについて高評価をいただきました。
正直、これほど褒められた事がないというほど褒めて頂き、自分自身信じられない思いでいっぱいになりました(笑
当然のことながら、かなり気を遣って頂いてコメントして頂いたとは思いますが
おかげさまでさらに『もっとエエギターを作ろう!』と思うことができました!
中野さん、本当にありがとうございました!

MiwaGuitarsとしてギター製作を再スタートして始めて大勢の方々に試奏して頂き、良いコメントやもっとこうしたほうが良いといったご意見、本当にいろいろ沢山のご意見を頂きました。
また、このページでは他ブースの写真を載せていませんが、沢山のプロの製作家の方のギターに触れさせていただき、その音やデザイン、また製作に対する考え方などについて
多くのお話をお伺いすることができた素晴らしい機会となりました。この場を借りて皆様に御礼申し上げます。そしてなにより、この機会にお誘い下さった『超素人のギター製作』の
松ギター堂のMatsuさん、ギターのディテール、作り方から沢山ご教授いただきました輝ギターカンパニーの柏尾輝さん、Shinさん、本当にありがとうございました!
みなさんのおかげでまた展示会という場に参加させて頂く事ができました。
今後このような展示会に参加させていただくかどうかは分かりませんが、今回のTHGF2012出展を目標にしたおかげでほんの少しですがギターも良いものができましたので、
新たな目標をもつことがさらなる向上になるのであればまた出展も考えていきたいと思ったのと同時に、今回多くの方々とギターを通して知り合えたこと、触れあえたことが自分にとって
本当に素晴らしい財産となりましたので、多くの方々に弾いて頂き出会うことのためにもこういう機会を大切に考えたいと思いました。

また出展させていただく機会がありましたらその際は皆様どうぞよろしくお願いします!!

これが2日目の展示レイアウトです。
下に下がったとはいえまたまたセンター!
Matsuさん、輝さん、Shinさん本当にありがとうございました。

それにしても皆さんギターが上手です!
あとで聞いた話、プロの方も沢山いらっしゃったそうです・・・
気付かない自分はまだまだアコギ界のモグリ・・・

その他にも沢山の方に試奏して頂きました。
皆さん本当にありがとうございました!!

『Be-m』のお二人とご一緒にパシャ!
いつの日か2台共MiwaGuitarsのギターで弾いて頂けるように私も良いものを作らなくては!と強く思いました。
良いギターができたら是非また試奏お願いします!!

続いて東京でインストゥルメンタルギターデュオとして活躍されている『Be-m』のお二人が遊びに来て下さいました。
実は私が約7年前ほどに旧名『K’s Finding』の頃に製作したジャンボギターを廻りまわって愛用して下さっており、
『MiwaGuitars』として復活した私のHPを見て「ひょっとしてこのギターを作られた方では?」とご連絡を頂き、
今回ようやくBe-mさんとは初対面、ジャンボギターとは久しぶりの感動対面と相成りました。
自分の拙いギターを愛用して下さっている、一体どんな変わった方なんだろう(笑・・・とずっと思っていましたが
実に個性的な思想をお持ちのアーティストという言葉がふさわしい方でした。
Be-m.RさんのリードとBe-m.Lさんのバッキング、コードワーク、またかわるがわるリードをバトンタッチする阿吽の呼吸、
本当に『かっこいい!!』お二人でした。

そして当日、しっかりオラクルさんのお隣に並んでしまいました(涙;
またこのオラクルギターさんのギターの綺麗なこと!!
しかも一本はハカランダです。おまけに上段だし。緊張爆発です。
あとつまらないことですが、開始30分ほどで関東弁にはなれました(笑
ちなみに1時間後には自分の話し方が変わっていることに気付きました・・・
共同出展のMatsuさん、Shinさんご両名のギターですが、持って帰りたいほどの出来栄えにびっくり。
一緒に並べてエエのかい!
そして悲しいことに長旅のせいか、私のギターの鳴りが曇っていました。マジでか〜!どうしたんだぁ〜!

会場するまでの間、みなさんのギターを弾きまくらせていただきました。