WorkTable

ジグではありませんがせっかく製作したので紹介させて頂きます。
従来、床に座り込んで製作するのが快適で高さの低いテーブルで作業していました。
和系の職人みたいでいいよなぁ〜と。
でもやはりこれはギターを製作する上で良くない。
サイドベンディングなんて座って作業はできません。
ノミやカンナを使う時の力の入り方においてもテーブルの方がより適切に作業できます。
あと、座してしまうと工具を取りにいくのも動きづらい。
この点、立って作業や椅子作業であれば身軽に動けますし。
かと言ってワークテーブルを購入する資金ももったいない・・・

そこで『ギター作る前にテーブル作るか!』と一念発起

お金を極力使わずに安定感のある広いテーブルを製作しました。

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はいできました。

製作途中の写真はありませんが簡単に説明させて頂きます。
●2×4材でまずは長方形の枠組を作ります。
 大きさは1,550*490(木取りの関係上)で作成しました。
 中桟として両端より500mm程度の位置に2本2×4材で桟を入れます。
 それぞれ座彫、下穴を空けた上でコースレッドビスで固定します。
 注意事項として、全ねじビスは引き寄せる力がありませんので使用しないでください。
●24mm厚の集成カウンター材を枠組から各辺30mm程度飛び出るようにカットし固定します。
 カットは丸のこと引き割り定規があれば一発簡単らくらくです。
●2×4材で足を作ります。
 カウンターの高さ(今回は710mmとしました。)を決め、板の厚みを引いた長さでカットします。
 4本の足ができたら足つなぎ材を2本切りだします。
 足つなぎの取り付く部分を5mmしゃくりとります。
 座彫、下穴を空けてビスで固定します。
●足を長方形の枠組みにビスで固定します。
●枠組の内側で電気配線し、コンセントを各所に配置します。
●カウンターの天バ外周にトリマーでうっすら溝を掘ります。(木屑落ち防止)

完成でございます。
塗装したりすればなお良いでしょうね。
多くの機能を持たせることも可能ですがシンプルで良い感じです。

引き出しも考えましたが足元に沢山物を置いても掃除しづらいし止めました。
本当に簡単です。作って良かった一品です。