敗戦の年から60年目の夏がやってきた。 綾部市於与岐町の下村自治会(吉崎尚之会長=29世帯)では、8月14日、恒例の戦没者のお墓参りが行われた。 戦後生まれの自治会長や、婦人会の代表者らが、戦没者のお墓に花束を供え、政府の行為によって再び戦争の悲惨が起ることのないように平和の誓いを新たにした=写真。 多くの犠牲と悲しみの上に築かれたいまの平和を守り、二度と戦争はしないと誓ったはずが、平和ボケしている うちに、岸壁の母で知られる、舞鶴から自衛隊の護衛艦がインド洋へ出航し、アメリカのいうがままに イラクへの自衛隊派兵法が、戦後58年の夏に国会で強行され、秋には派兵が現実のものとなり、 多国籍軍として「戦争をする国」になろうとしている。 ひたすら進む「戦争えの道」をなげく声が聞こえてきそうです。 政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し・・・・・・・。 戦争の放棄、軍備及び交戦権の否認 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力 による威嚇(いかく)又は、武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを 放棄する。 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない。 2005年8月14日 よっちゃん 記(写真)
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