Come Back My Town
レールの継ぎ目を通るたび 心地良い音が響く
足元の小さな鞄が それに合わせてゆらゆら揺れる
窓の外は ビル群から住宅街へ
そして田んぼへ 山の中へ
どうしても耐えられなくて 一昨日の夜にかけた電話
泣きじゃくる私を 静かに 優しく包んでくれた
「大丈夫か」心配そうなお父さんの声
「帰っておいで」とても暖かいお母さんの声
もう戻らないわけじゃない
ただ 今はあの街にいたくないだけ
故郷で 元気を分けてもらいたいだけ
目をつぶると蘇る あの森 あの川
夕闇が迫る小さなホーム 無人の改札を通り抜ける
涼やかな風が 髪をすうっと撫でていく
「お帰りなさい」と微笑むこの町に
ほろほろと零れる涙が「…ただいま」と笑った
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