南僧尾観音堂 修復懇志(寄付)のお願い
 
  
  南僧尾観音堂は、建築年代は明らかではありませんが、仏壇内から発見された「堂頭日記」に延徳

 元年(1489年)から天正十二年(1584年)までの御頭行事があることから、それ以前の建築と考えられて

 います。 その後、地元集落及び集落内各戸の輪番制度によって維持管理が成され、そして現在に

 至っております。又この度、兵庫県・神戸市・地元の三者共同事業として『平成・令和の大修復事業』に

着手し、令和3年4月には、装いを新たにした観音堂をお披露目できる運びとなりました。

  しかし、急激な過疎化と少子高齢化に歯止めが掛からない地元集落は、その約25年後に必要と

 なる茅葺屋根葺替工事等を見据えた将来計画を新たに始動させなければならないのが実情です。

  つきましては、先人方のご苦労によって護ってこられたこの貴重な文化財が、未来へと継承されて

 いくことを願い、広く修復懇志(寄付)を募らさせて頂く次第です。

  皆様、ご理解ご協力の程 何卒よろしくお願い申し上げます。(懇志をお送り頂いた方には、寄進札に

 記名させて頂き、工事中は境内寄進板に、又落慶後は本堂内寄進板に末永く掲示させて頂きます。)

             
                                       南僧尾 観音堂を護る会 関係者一同