練習室
☆今日の運勢☆ 〜なぜか右の三角を押すと止まります〜    ももいろ:大大吉  はいいろ:大吉  みどり:中吉      みずいろ:吉  むらさき:凶  あお:大凶
   無題
編曲:みっこい
 
1999 or 2000
 
 この曲は実家で今も使っている8年前のパソコンに入っていた簡易作曲ソフトで作った曲です。好奇心のかたまりだった中学〜高校生のみっこいは、なんにでも挑戦する子でした。パソコンにソフトが入っていたら、とりあえず全部起動だけはさせましたo(*^▽^*)o 使い方が分からないソフトまで、分からないまま色々試しました!(そしていつだったかパソコンを壊して怒られました☆)
 
 このソフトも、最初は何ができるのかさっぱり分かりませんでした。作曲というからには曲が作れるだろうと思って、あれこれやってみましたが、音符は出てこないし、メロディーも作れそうにないし・・・。
 ふむふむ、これはもともと入ってる色んなメロディーを、ただ単に組み合わせるだけの作曲ソフトなんだ!と分かるまでに数年かかりました。それ以上の高度な曲作りはできないソフトだったのです。というわけで、厳密には作曲したとは言えないのでここは敢えて控えめに編曲したということにします☆それぞれのメロディーパーツの選定と組み合わせと全体的な構成だけ私が作ったんです。
 
 最初から最後まで単一調なのは、ソフトにイ短調のパーツしかなかったからです。中には無調性のパーツもあって、それも一部に入れてあるようなので、これって現代音楽に分類されてもいいのかな!?とか、勝手に期待してみました。でも、本物の現代音楽は、こんなスケールのちっちゃいものではなくって、もっと分かりにくく、壮大で、立体的で、これはやばい!と思わせるような曲です・・・(いい意味の「やばい」です。今までの常識を根底から覆されてしまいそうな感じという意味☆)これはそれに比べたらみっこいどっこい☆
 
 これを作った高校生の頃は、今ほども音楽のことを分かっていなかったから本当に適当に組み合わせて繋げただけです。特に出だしなんかは視聴もせずにパッパッパッとそこに出てたパーツを組み込んだら、運良くこうなっていました!再生してみて「なんかいいぞ☆」と思ったので、それを元になんかいい感じが続くように伸ばして伸ばして伸ばして、こうなりました〜☆
 作りながら少しは流れを考えてみたり、構成を意識してみたりもしたと思いますが、確か一日でパーーーッと作っちゃった曲です。流れがありながら、普通の流れではないところがとってもみっこい☆と思います。
 
 これを作った後、「なんだ〜本当に簡単にできちゃう☆」と調子にのって2曲目3曲目と作ってみましたが、これ以降の曲はさっぱりだめでした。今聞いてもこの曲だけ、ある意味すごい・・・と自分でこの時の自分にちょっと驚いています。(あのソフトでここまで、それなりにみっこくもたせたのがすごい・・・というだけの意味です。)
 ロックっぽい音や全くのクラシック系メロディー、ジャズっぽい雰囲気に民族楽器、テクノ系からリアル音(ピストル!?)まで・・・・全て入っています。全て入って全部でみっこい☆そういうところがとってもみっこい〜〜〜・゚゚・(>_<)・゚゚・
 
 ちなみに・・・こういう系の曲をよく聞いていたわけでもなく、今も聞いているわけでもなく、実はロックもジャズもテクノも民族楽器も現代音楽も、本当はちっとも聞かないんです。それでも大学で音楽の講義を受けたおかげで、今なら分類くらいはなんとなく分かります\(^-^)/
 でも、当時はクラシックのピアノ曲(とポピュラーミュージック)しか知らなかったです。知らないから、どのサウンドもみっこいには等価でした。そんなみっこいが「合う!」と思ったもの同士を組み合わせて、少しずつ変化させていっただけなんですが、何回聞いても私をちっとも飽きさせません。それぞれに個性的な音のパーツをめちゃくちゃに融合してしまった感があるので、これはフュージョンっていうんじゃないか?と最近になって教えてもらいましたが、みっこいはそんなことちっとも知らなかったと思います。ははっ、知らないって案外すごい・・・なんでもやってしまうところが怖いです。。。たぶん今作ったらこんな組み合わせは絶対しないと思います。
 
 でも、よく聞いてみると、この曲はソナタ形式の傾向があるような気がします。まず、曲の始めを「1:呈示部」とするならば、エレキギターの音で第一主題がこれでもか!というほど流れ、やがて続く第二主題へと移行します。第二主題も飽きるほど流れた後は、少しの繋ぎを経てまた第一主題に戻り、そこでだんだんと変形して「2:展開部」に突入します。そこで思いっきり冒険していると、提示部の第二主題がこっそり覗いてやって来てて、いつの間にか「3:再現部」に入っています。ちょっと印象的なエレキギターのソロをはさんで、最後は第一主題を匂わせながら不穏なフィナーレで終わっています。そういう風に聞くとこれって案外まとまり過ぎなのかも・・・。*o_ _)oドテッ
 ははっ 後から言う分にはなんとでも言えますね☆こうなるように作ったのか作ったらこうだったのかは、今となってはもう分かりません!
 
無題.mid
さんかくをクリックするときけます♪

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電子ピアノ(クラビノーバ)で弾いています。
フロッピーに録音したのを編集もできずにそのまま載せています。
間違いだらけですが、曲よりも文字がメインだと思って読んで下さい。
 
・・・って、それじゃ本末転倒ですね。。。